ウィルコム 次世代PHS実験で伝送速度20Mbps達成

ウィルコム、次世代PHS実験で上下20Mbpsを達成(ケータイWatch9/20)
ウィルコム、次世代PHSの実験で伝送速度20Mbpsを達成(ITmedia+Dモバイル9/20)

ウィルコムが次世代PHSの実験で、伝送速度上下20Mbpsを達成したそうです。

上下ともに20Mbpsってのが素晴らしい、他社ケータイは上下で速度が違いますからな。
ドコモのHSDPAが上り384kbpsで下り3.6Mbps、KDDIが12月から始めるEV-DO Rev.Aで1.8Mbpsの下り3.1Mbps、まぁ悪意のある言い方をすれば利用頻度の少ない上りの速度を抑えて下りを稼いでいるのが通常のやり方。ADSLもそうよね。
下りを頻繁に使う配信サービスだけなら別に下りが速ければ済む話ですが、双方向通信を利用するようなサービスを提供するには上りの速度も重要になりますからね。
上りの速度も稼げたことで、ウィコムの次世代PHSは3Gケータイよりも提供出来得るサービスの選択肢が増えたと言えるのでしょう。

2件のコメント

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    「ドコモのHSDPAが上り384kbpsで下り3.6Mbps、KDDIが(中略)、まぁ悪意のある言い方をすれば利用頻度の少ない上りの速度を抑えて下りを稼いでいるのが通常のやり方。ADSLもそうよね。 」

    携帯パケットの上下速度差はくだりの速度の稼ぐためじゃありません
    上下で別CHの電波を使ってるので
    上下の速度は互いに干渉されませんから
    現にFOMAははじめから上下384kパケットですから
    (対応機種が少ないけど)

    FOMAの送信64kはmova504等の送信9.6kと同じで、
    消費電力と必要性の兼ね合いで抑えられていただけです

    「下りを頻繁に使う配信サービスだけなら別に下りが速ければ済む話」

    なので下り速度があげられています
    あとくだりのほうが速度が上がっても消費電力が上がりにくいのも理由にあるようです

    WINやHSDPAにいたっては下りだけ先行開発し
    上り(Rev.AやHSUPA)に応用するという風潮です
    (WINの上りは1Xパケットのフルスピードである144kですが
    これはN902iXの上り384kと同じ要領です)

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    「下りを頻繁に使う配信サービスだけなら別に下りが速ければ済む話」

    正にこの部分よ。
    おらから見ればそういうサービスしか前提にしていないから努力が足らない結果としか見えんのよ。まぁそういうユーザーしか相手にしていないと言えばそれまでだすが。

    おらは上りも稼ぐ気で調整し開発していけばけして不可能ではないと思うんよ。でもおらの目にはどう見ても携帯キャリアは意識的にそうしたがっていないようにしか見えない。
    もしそうだとしてもキャリアはそんなこと言わんだろうけどね、そこいらの発想からが「上り抑えて下り稼ぐ」と言いたいわけです。

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