基本的にどんな動物も病気の原因になると思っていた方が良い

爬虫類ペットに注意 乳幼児のサルモネラ菌感染相次ぐ(asahi.com暮らし一般9/19)

リンク先記事によると、爬虫類によってサルモネラ菌に感染する乳幼児が相次いでいるそうな。
食中毒にとどまらず、敗血症や髄膜炎などになる場合もあるそうな。

何て言うかこう…当たり前のこと守ってない人多すぎよね。
生き物に触る前も触った後も手を洗う、生き物に使った道具とかは人間には使わない、これ生き物を飼う基本中の基本。

たいたいの場合病原菌と呼ばれているモノは、人間に感染した時に発病するモノが病原菌とか呼ばれるのよ。
でもそれが人間以外に悪さをするとは限らない、それどころか必ず共生している(感染しても発病しない)生き物は存在するはずなのです。ウィルスでも菌でもね。
つまり今回の記事で言うならば、カメにはカメ自身が感染していても問題ない菌が共生しており、そのカメと人間を同列に扱ったので人間に感染し、その結果人間とは共生できないので発病した、そして抵抗の弱い乳幼児が犠牲になった、というわけです。

これは別に爬虫類に限ったことではなく、魚類、両生類、哺乳類、鳥類、さらには虫でもカタツムリでも生き物(もしくは生き物だったモノ)ならなんでも感染源にはなりうるってこと。身近な犬猫もそうです、ただ昔から良く触れ合っている生き物については人間側も慣れてしまっている部分があるのよね。
さらにいうと、生き物側も逆に人間起因の病気になる可能性があるって話よね。異種との遭遇には必ずそういう部分がある。

まぁ何はともあれ、生き物に触れる前と触れた後には手を洗う方が良いのです。そして動物に使ったものは人間には使わない方がよしです。

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