ウィルコムは小さなニーズに応えていく

【デジタル会議】モバイル4社トップが「モバイル大競争時代」を語る(Tech-On!9/8)

リンク先記事によると、東京国際デジタル会議2日目の「モバイル大競争の行方」と題したパネル・ディスカッションで、「ドコモ」「KDDI」「イー・モバイル」「ウィルコム」のトップがそれぞれの今後の戦略を披露したんだそうな。ソフトバンクは参加せず。
リンク先記事がいちおう無料登録が必要なのかな、勝手にいろいろ思い込みつつ要約してみよう。

ドコモ→「携帯電話でサイバー社会と現実社会の結合を目指すもん。モバイルSuicaとかをコンビニやタクシーなどにも導入させてどんどん便利にしちゃうもん、そしてこっそり稼ぐもん。」

KDDI→「これからは音楽と通信と放送の融合をするんだもん。Web2.0もしちゃうもん。ぶっちゃけ、ケータイサイトからいろんなもの買わせて利益増やすんだもん。」

イー・モバイル→「料金安いだけじゃないもん。ドコモとかみたいな高機能端末は難しいけれど、でもシンプルで大容量の高速データ伝送ができるようにしちゃうんだもん。海外とも仲良くするんだもん。」

「小さなニーズに対応するもん。その為の「W-SIM」なんだもん。W-SIMなら数万台生産とかのカスタム仕様の端末が開発しやすくなるんだもん。今もバンダイのキッズケータイpapipo!や証券会社の株取引用の端末(W-ZERO3)なんかできちゃってるんだもん。それに実はウィルコムホームページにはSNS経由のアクセスが多いんだもん、みんなが注目で口コミで知られてきてるんだもん。」

とまぁこんな感じ、他よりウィルコムのが長いのはみどりうかクオリティ(=ω=。

あと参加しなかったソフトバンクについては、各キャリアがいろんな意味で注目はしているらしい。
KDDIは「想定外の動きをするのはCMだけにしてほしい」、イー・モバイルは「別業界からの参入、思いつかないようなものを出すのでは」、ドコモは「携帯電話はつながることが大事、ソフトバンクは第3世代方式の品質改善で苦労するだろう」だそうな。
まぁドコモは最短数日で言ってる事が180度変わるのでどうでもいいとして、おら個人としてはまた孫氏の大風呂敷というか口ばっぷが無い事を祈るばかりです。

またMNPについての各キャリアの考えも書かれています。
KDDIは「MNPはお試しのようなもの、そのユーザーを引き止めたい」と「シェア30%,3000万加入」の当面の目標に向かって意慾を見せ、ドコモは「MNPは今後ずっと続いていく、エリア拡大、サービス充実、魅力的な端末開発をしていく」と堅実な守りの姿勢といった感じ。

各社各様の思惑が垣間見れたといったところでしょうか。
今後は2強の直接対決、そしてそれ以外のニッチを残りのキャリアが奪い合う、という構図ができるのかも知れませんな。

▼参考リンク▼
ナンバーポータビリティー戦争は長期戦(日経ビジネス オンライン9/8)

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