2000万円分の電力を生むのに8000万円…まだまだね
2006年8月20日
八戸市が“市民会社構想”(YOMIURI ONLINE8/20)
リンク先は昨年秋から八戸が市内4小中学校と市役所と終末処理場とで行っている「新エネルギー等地域集中実証研究」、俗に言う水の流れを電気で返すプロジェクトについての記事ですな。
国内でも珍しい取り組みで一部にとても注目されているような気もする水の流れを電気で返すプロジェクトですが、リンク先記事によると現状2000万円分の電力を発電するのに8000万円かかっているそうな。
しかしこの結果はまだ第一段階でしかない、とりあえずいろんな発電方法で電力供給できるぐらいのレベルにしかまだいたっていない、というわけよね。今の状況からすぐに「ダメジャン!」とか思ってはいけないと思います。
ただ気になるのは、ずいぶん効率が悪い気がすること。
というよりも、自然エネルギーの利用が少なすぎる気がするのよね。
まぁバイオガス主導での考えなのだろうが、出来る事なら昼で太陽出ている時には太陽光発電、それ以外でバイオガスということが可能な規模を目指すべきではないだろうか。
また風力等の利用も少ない気がするし、違った形での太陽利用発電(太陽熱発電、光触媒による水素生産)も模索すべき気がする。正直太陽電池のみでは分が悪すぎる。
とかなんとか勝手なことを言いつつ、今後の研究に期待していたりします。
▼参考リンク▼
水の流れを電気で返すプロジェクト