三社大祭の「引き子」確保にそれぞれの方策
八戸三社大祭まで半月 「引き子」確保に腐心(デーリー東北7/17)
リンク先記事によると、八戸三社大祭の山車を引く「引き子」の確保について、それぞれの山車組で様々な集め方をおこなっているらしい。
それぞれの方策はリンク先記事を参照してもらうとして、
とりあえず子供の数の差ってかなりハッキリしているよね。
まず企業や市庁の山車組は楽よね、町内会とか関係なく集めることできるから。
あと子供の多い町内会も楽、下手に募集すればさばききれないぐらい人集まっちゃうぐらいよ。
問題はやはり中心商店街の山車組、子供どころか住人からして他の町内会に比べて少ないですから。しかも人が少ないのに町内会ごとに山車出していたりと、かなり厳しい状態にある。
だからこそそういう山車組は、もっと積極的に引き子集めをし、さらに参加に必要なことも明示するべきだと思う。
隣接する町内会での募集は双方にメリットがないどころか致命的なので仕方ないとして、少しはなれた人余りの地域に向けて募集を行うことは必要に思います。
街から近い八戸小学校、柏崎小学校、江陽小学校、などなど、とりあえず学校に頼んでみるのもよいのではないかとね。
もちろん地元の山車組への参加が優先されるでしょうが、まずはそういう機会がないとどうにもなりませんから。
リンク先記事には売市地区が人余りみたいなこと書かれていますが、あれはどっちかというと売市でも新しい方の上の方の売市…スーパーみなとやとかのある1丁目とかな感じの方の話よね。だからこそ根城や江南の子供も集まるんだし。
市庁下の古くからの売市、小待や鴨ヶ池、水門下辺りはけっこうどっちつかずな地域であったりもして、近いのはむしろ城下や沼館だったりもしますので、そういう人たちに呼びかける為に学校に連絡し頼み込んでみるのも必要じゃないすかな、とおらは思うわけです。
またネットなども総動員し、出来る限りの引き子確保はするべきに思います。
あと衣装とかの必要なモノについても明確化しておいた方が良いと思うのよ。
その必要な金額や交通などについてもしっかりと決めて明示してしまえば、親御さん的にもある種の金銭的な安心に結びつくはず。
そういう意味では判断材料の1つとして、衣装代などを明確化することは必要に思う。
また衣装代などを明確化することで、なかなか表に出てこない町内会ごとの衣装代の格差というモノも明確化すると思う。
すると衣装代が安い山車組は参加しやすい山車組と認識され人が集まる、衣装代が高い山車組で引き子を確保したい山車組はより努力をし衣装代を安く抑え敷居を低くして人を集めると、そういうアプローチもできると思う。
ということで、引き子を集めたい山車組は是非衣装代の明示をしていただきたいとおらは思っています。
あとついでに、バス送迎なども考えよう。
けっこう祭り期間中は遅くまで子供を借り出すことになる。特に中日。
山車組地元や企業山車組の子供はいいとして、遠くから参加だと足の関係で参加に躊躇する人もおると思う。
だからそういう人たちの為に貸切バスを導入することも考えてみる必要があると思う。
例えばどっかの団地で集中的に引き子募集、なんとかバス会社にも協力してもらって安くバスを貸してもらう。
数さえ集まれば一人頭のバス代は安くなるはず、下手に交通費や時間を割かずに済むのでお母さんも大喜び。
とまぁそういう方面の施策も必要でないかと思うわけです。
八戸三社大祭まであと半月、
今年はもう無理でも、来年に向けて引き子確保のいろんな可能性を模索して欲しいと思います。