Opera社CEO Jon von Tetzchner氏へのインタビュー記事

Operaが奏でるPCと家電のブラウザ協奏曲(CNET Japan7/15)

リンク先はOpera社CEO Jon von Tetzchner氏へのインタビュー記事です。
興味深いのでネットやケータイなどに少しでも関心があるならば是非見て欲しい記事です。

おらがあんまり偉そうに言えることでもないんども、

今のIT業界とかってけっこう力尽くで強引に実現するようなシステムが持て囃されている気がする。
Windowsなんかはその象徴、より高いハード力で大きなソフトを動かし高度な機能を実現する。
それはある意味、急速に進化し続けてきたハードと歩調を合わせてきた結果でもあり、それなくしてはハードの急速な進化は存在しなかったとしれないということもまた事実。

でも昔BASICなどをかじっていたおいらなんかから見ると、すごいこう無駄っていったら失礼なんども、でっかい器で必要以上のスペース占有するシステムだな、と思うモノって少なくない。
おらんどが若い頃は能力が十分出ないPC上で、ほんの少しでも小さく、わずかでも効率よくということを常に目指してきた。
そしてより小さく効率よく高性能なプログラムにこそ価値を感じていたし、そういうモノを生み出す人たちを心から尊敬していた。

だからこそより小さな電波で効率よく通信ができるウィルコムPHSを昔から素晴らしいと思っていたし、水槽でもシンプルなのに非常に高いレベルのろ過を実現できる底面ろ過にその価値を見出してきた。
だからこそ私は初めてOperaと出会った時に本当にうれしかったし、そしてその開発コンセプトなどを知ってOpera社を素晴らしいと思ったのだ。

今のウィルコムはある意味、より高機能なハードとその上で実現できるソフトによるユーザー獲得に傾いているのではないかとおらは思っている。
だが同時にW-ZERO3[es]では標準ブラウザにはIEよりもOperaを推奨するスタイルに、ウィルコムは大手キャリアのような力尽くの戦略はとらないのだろうという安心感を得る事もできている。
そのようなことを思う時、現状のPCやIT機器に疑問を感じつつも、未だ絶望に至らないでいる自分がいるのだ。

これからもOpera社にはスマートかつコンパクトな良質なブラウザを提供して欲しいし、そしてウィルコムのような審美眼をもった会社がそれを搭載する形を無くさないで欲しい。
そして少しでも多くの人がそのことを知り実用する事で、これからの社会をより良い方に少しでも近付けていけるのであれば、それはうれしいことなのだと本当に思う。

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