再処理工場で薬液が漏洩

ウラン含む試薬が漏れる/六ケ所(Web東奥5/18)
核燃再処理工場で薬液漏れ プルトニウム精製を停止(Web東奥5/18)
再処理工場で放射性物質含む薬液漏洩 青森・六ケ所(asahi.com5/18)
精製建屋内における試薬の漏えいについて(日本原燃)

六ヶ所再処理工場でプルトニウム溶液から不純物を取り除く薬品が配管から漏れる事故があったそうな。
5月17日19:00頃に作業員が異臭に気付き薬液の漏洩事故が発覚、漏出は5月18日4:00に止まった。
漏洩した薬液の量は約7リットルで溶け込んでいたウランの量は約150gだとしている。
この事故での作業員への被爆や環境への影響はない、と原燃側は発表しており、また「原因究明中で、作業の再開時期は未定」と話しているらしい。

今回は事故発生から約24時間後、漏洩が止まってから約15時間後の報道と、今までよりは幾らかマシな早さでの情報公開となっています。
が、本来であれば扱っているモノの危険性重要性を考慮したら、事故から数時間以内には第一報、その後状況をその都度公開するぐらいのことはすべきに思う。
原燃側にはますますの迅速な情報公開をしてもらいたいものです。

それとは別に、あまりにも短期間に事故が起こりすぎです。
構造上に何か問題があるのではないか? と疑う時期にきているのではないでしょうか。
万全を尽くす為に、また住民の不安をぬぐう為にも、再処理工場には今一度総点検するなどの施策をして欲しいと切に願います。

コメントを残す