八戸市内小中学校の「緊急連絡網」

八戸市内小中学校の”緊急連絡網”復活の動き(デーリー東北4/15)

八戸市内の小中学校で「緊急連絡網」の復活の動きが出てきているようです。
昨年4月施行の個人情報保護法の関係でかなりの制限がされてしまった「緊急連絡網」ですが、迅速な連絡を求める親などの要望に応える形での復活のようです。
ただし全廃する学校もあるなど対応は様々とのこと。

おらは「緊急連絡網」は復活すべきと思います。
参加するにしろしないに不参加にしろ、どちらも保護者の同意の上でね。

より迅速に連絡を回す為には「連絡網」の方に分があります。
特に緊急時の連絡については、できるだけ効率的にしようとすればする程に、連絡網参加者を優先に連絡する方が全体へ連絡が回るのは早いでしょう。
「個人情報保護最優先」との名目で参加しない人は、その分だけの違うリスクを負うのは当然です。
そういう意味まで提示した上での参加不参加の徹底をするならば、より多くの人の納得は得られると思います。

あと話がそれますが、「緊急連絡網」とは別に「連絡メール網」も必要ではないか? とも思います。
メールであれば先生から一斉送信の形も取れるし、またそれに関するコストも手間も抑えられるはずです。
今時の親の多くはケータイを所持しているのですから、留守や電話に出れないなどに関係なく連絡が取れる手段としてのメールを活用しない手はありません。

また管理側の工夫次第では、メールマガジンの形式や緊急時の親からの投稿などの様々な活用も可能です。
場合によっては従来の「緊急連絡網」のようにグループ毎での運用も可能のはず、その場合はより小さな地域での出来事などの情報共有化などもできることでしょう。
そういう意味で「メール連絡網」を作っておき活用する必要があるのではないか、と思うのです。

ただし、メールを過信してはいけません。
メールは遅延が起こる可能性のある通信手段です、だからこそ「連絡メール網」であり、「緊急連絡メール網」ではないのです。

まぁ昨今は「個人情報」の名の元にいろいろヘンテコなことが起こっているのですが、その本当の意味を理解して、かつ各情報手段の利点をうまいこと活用するようにしたいものですな。

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