東北町ではGPS端末を子供にもたせることにしたらしい。
東北町が県内初GPSで子供把握 事件抑止期待(デーリー東北4/11)
東北町でGPSによる位置検索端末を子供にもたせることになったそうな。
利用する端末はGPS携帯よりも一回り小さい防犯専用端末、PCやケータイから暗証番号等を入力して位置情報を得ることができるほか、子供が端末のスイッチを押す事で位置情報を民間警備会社に通知する事もできるそうな。
昨今は青森県内でも連れ去り未遂や声掛けなどの事例があるのでこのような施策は必要に思います。
特に市街地以外に住む子供さんは登下校時に人目が無い地域を歩く事も多いでしょうから、親御さんが安心する為の手段の1つとして良いかと思います。
ただデーリー東北に1つだけ言いたいこと、
こういうのは写真を載せない方が防犯的に良い事もある、と理解した上での写真掲載でしょうか?
ウィルコム網を利用した位置検索サービスでも、大きくその方法論がわかれるんすよ。
「イルカーナ」では防犯上の都合で端末を公開しないでいる、これは小さな端末を密かに持つことで何らかの事件に巻き込まれた時にも位置情報を得られることを目的としているのでしょう。
でも「どこ・イルカ」では逆に公開し、端末も大きく目立つようにして、視覚的な防犯効果も狙っている。
どちらを選ぶかはその設計思想や運用法によっても違ってくるのでしょうが、個人的には目撃者がいないような地域で利用する場合には「どこ・イルカ」よりも「イルカーナ」の方が効果があるのでは? と考えている。
まぁ当事者に取材した結果写真を載せたのだとは思いますが、少しばかりそこが気になりました。
◆2006/04/13追記◆
画像削除されました。
まぁたぶんあれは、「どこ・イルカ」のように見た目でアピールではなく、実はもっていてその「もっているという事実」だけを周知させる方が一番効果的なのかな?とおら思ってたので良いのではないかと思いました。
以上。