レンタルビデオを巻き戻して返却するのはルールでありマナーでありお客のためでもある。

★この記事は1つのご提案4月前半のお題「普段目にするマナーの善し悪し」を受けての記事になります。★
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何を隠そう隠しませんが、
おらレンタルビデオ店店員をしていたことがあります。
今ほどDVDが普及していない時代、でも確実にDVDへの移行が進んでいるそんな時代におらはレンタルビデオ店で働いていました。
そんなおいらなもんだから今でもGEOやTSUTAYAに行くと、どうしても気になる事があるんです。
それは、ちゃんと巻き戻していないビデオテープの存在です。

みなさんも御存知の通り、レンタルビデオは巻き戻して返すのがルールであり、またマナーなんですよ。
でもそれができない人がけっこうおる!
見終わって全然巻き戻していないのも困るけど、途中で巻き戻していないビデオテープなんてのもある。
途中ということは、途中で面白くなくて見るの止めたってことよね(=ω=A;
まぁ気持ちはわかる、ジャケット(外箱の事)の画に騙され中身がとんでもなく面白くない作品ってありますもの、そりゃ巻き戻すどころかそのまま取り出して次のビデオ見るっ中話ですがな。

でもね、それをやるとレンタルビデオ店員は困るのよ。
だって巻き戻ししなくてはならないし、その為には手間もかかるって話ですから。

しかもね、途中の場合はビデオテープのテープを確認しないといけない。
何でかと言うと、ビデオテープが絡まったり切れたりするのは、テープを入れた時と抜く時がほとんどだから。
それこそテープに傷が付いたり切れたりってのは、もう90%以上は出し入れの時に起こるわけです。

まぁそれが本編始まる前の方だとか本編終わった後の方だとかならいいんよ。
いちおうダメなテープ切って繋ぐことで修理できるから、本編に掛かっていない部分だったらレンタル商品としての価値はまだあるわけです。
問題は本編の部分のテープが切れてる時、そうなると普通はもうレンタル商品としての価値がなくなるわけです。
だからテープを出し入れする時には切れたりしても問題ないように、巻き戻すか進めきってから取り出すとリスクが少ないんですよ。

おわかりでしょうか…
レンタルビデオを巻き戻して返すということは、ルールでありマナーであると同時に、実はお店の商品を守るため、さらにはお客さんがテープを破損した事で注意されたり弁償させられたりといった嫌な思いをしなくて済むための方法だったりもするのです。

世にあるマナーやルールには、多かれ少なかれそういう部分があるものです。ただ言うまでもないことなので言わないだけでね。

近頃はDVDが普及し、ビデオテープは過去のモノとなりつつあります。
しかしながら作品によっては、ビデオテープでしか見れないモノも存在します。
もし貴方がその作品を長く見たいと思うならば、テープを最後まで巻き取って見ることをお奨めします。
そうすることでより長い期間その作品を楽しめることに繋がるのですから…巻き戻しの為の少しの時間を掛ける事=その作品を愛する心こそがビデオテープにおけるマナーの本質であると思います。

3件のコメント

  • バスでのケータイ・マナーはいろいろ

    今回は、1つのご提案の4月前半のテーマである「普段目にするマナーの善し悪し」にトラックバックして記事を書きたいと思います。東京から八戸に引っ越してきて以来、私の最も身近な公共交通機関は電車からバスに変わりました。電車も利用しますけど、それはあくまで八戸線

  • 4月前半のお題「マナー」

    4月前半担当のhommeです。今晩、所用で上京し、戻るのが4月2日になるため、早めにテーマをお出ししたいと思います。最近、交通を利用するにしても、ネットを使用するにしても、もう少し考えて行動しなければならないなと思うことがあります。それは何か。マナーについてです

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