ソフトバンク、安売りには「理由が必要」だが？(ITmedia+Dモバイル4/6)

リンク先記事は週刊トップ10だったこともあっておら詳しく見てなかったのですが、今日さらりと読んだらなかなか面白い事が書かれてあった。
要約すると、「ヤフーBBが安値で勝負した理由は、モデムを安く調達可能かつ市場が未開拓だったから。逆にヤフーの光が安くないのはNTTに高いお金を支払わねばならないから」てな感じ。
このことはネットに詳しい人にはけっこう知られていることだすが、一般にはあまり知られていないこと。
つまりヤフーBBサービス開始当初のイメージだけで「ヤフーは安いから携帯料金も安くするはず！」と思っている人がおるってことね。リンク先記事にもあるように、実際に携帯料金を安くするかどうかには理由が必要よね。

おら個人的としては、ボーダフォン買収でソフトバンクの安売りの可能性はさらに低くなったと思っています。
だって安売りで新規ユーザーを短期間に大量に確保する必要がなくなったから。おまけにボーダフォンユーザーを逃がさぬように囲えばそこそこ収益があるだろうし、それだけのベースがあれば安売りギャンブルするよりも得意とするコンテンツサービスで特化する方が理にかなっていると思う。

だからソフトバンクがボーダフォンを引き継いで安い料金でのサービスを展開するようにはおらは思えないんすよね。
むしろ今のヤフーBBのようにいろいろくっつけて、結果たくさん料金を徴収する方式になるのでは？　とさえ思ってる。
まぁ実際にどうなるかはわかりませんが、容易く安売りできないことだけは確かなようです。