ドコモ「パケ・ホーダイ」をFOMA全料金プラン適用可能に、ただし旧プランは変わらず

FOMAの全料金プランで「パケ・ホーダイ」適用可能に(ITmedia+Dモバイル1/31)
ドコモ、パケ・ホーダイを全てのプランで利用可能に(ケータイWatch1/31)

ドコモは「パケ・ホーダイ」の適用を拡大すると発表したようです。

今までは新料金の「タイプM」以上が適用条件でしたが、今後は「タイプSS」でも適用させるようです。
ただし、旧料金プランについては従来同様「プラン67」以上でないと適用できないとのことです。

やっとauのダブル定額と同じ土俵に立った、ということでしょう。

ドコモは『例えば「ファミリー割引」と「いちねん割引」を組み合わせた場合、月額5,900円(税込6,195円)からiモードを定額料金でご利用いただけるようになります。』と言っていますが、これはタイプSSで11年以上ドコモを利用している人の例。3780÷2+210+4095=6195 ってことね。
実際には1年目で6762円から利用できる、という感じです。

これを見てウィルコム並に安いと思う人もおるかも知れませんが、実際はそうでもないです。
ウィルコムの場合「ウィルコム定額プラン(月2900円)」+「リアルインターネットプラス(月2100円)」=月5000円
ドコモの前述の1年目の料金6762円で無料通話分が1050円、考え様によっては5712円ということになります。
ただその定額適用範囲が全然違います。

ドコモの「パケ・ホーダイ」は自キャリア内コンテンツ「iモード」の定額でしかなく、iモード閲覧とメールしか定額になりません。普通のネット閲覧をすれば別途課金です。
ウィルコムは「ウィルコム定額プラン」でウィルコム内音声定額とメール定額、「リアルインターネットプラス」でネット(自キャリア内コンテンツでなく、ネット全般)が定額、ですから意味合いがまったく違います。
また通話料を「ウィルコム定額プラン」と「タイプSS」を比べれば、ウィルコムの方が圧倒的に通話料が安いのですから無料通話分の差も実際にはほとんど意味がありません。

まぁ今回もまた、ドコモお得意の宣伝戦略であると言えるでしょう。
しかしながら、やっと当たり前にプランしばりがなくなったのはドコモユーザーの為にはよかったと思います。

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