投資Webに興味深い記事

投資ファンド研究【下】外資系の事業再生(投資Web)

投資Webに興味深い文章が載ってました。元は産経新聞の朝刊に掲載されていたらしい。

気になるのは以下の一文。
「採算ライン300万人の加入者を維持すればコストのかかる新規開発は必要ないとされ、社員はやる気をなくしていた。独立して技術者の顔が明るくなった」とウィルコム(旧DDIポケット)の中堅社員は話す。(勝手に引用要約)
当時KDDIはauとツーカー、DDIポケットとケータイ会社を3社も傘下に従えていました。
その中でもauに特に音声を注力しておりまたツーカーも抱えていた為に、DDIポケットに圧力を掛けていたことはよく知られています。
が、この話はおら聞くのは初めてです。
きっとあまり出ていないけれどいろいろ押さえつけられていたことがあるのでしょう。

また以下の部分にも注目。
2005年5月開始の音声定額「ウィルコム定額プラン(税込月2900円)」は旧DDIポケットで開発されたが、KDDI傘下のままならばお蔵入りしていた。(勝手に引用加筆修正要約)
KDDI傘下でなくなったことで、初めて音声定額が実現したということですな。

外資に抵抗のある人もおることでしょうが、日本資本だからこそのしがらみというのもあるはず。
そういう意味ではウィルコムの選択肢は成功だったのだと言えるのでしょう。

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