森を育てたい
★この記事は１つのご提案の11月後半のお題「“一度でいいから，やってみたいこと。”」を受けての記事になります。★
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私が一度はやってみたいこと、それは森を育てることです。
私が子供の頃、周りには当たり前のように自然がありました。
家の周りには田んぼがあり、川原には大小様々な石が並び、雑木林や葦原などが広がり様々な生き物が暮らしていました。
そこで遊んでいた私は虫や魚を捕まえたり、時にはヘビに遭遇したりしていたものです。
でも20年ほど前から様相は一変します。
宅地開発が始まったのです。
それにより田んぼや雑木林は潰され宅地に変わり、側溝はコンクリの蓋に覆われ、人が住むには快適と呼べる環境に変わりました。
そしてそれまで当たり前にあった虫の声は聞こえなくなりました。
長い間そのことを私は、仕方のないことだと思っていました。
人が生きていくには人に適した住居があることが好ましいと思っていましたし、またそれと森とが同時に存在する事は難しいと思っていたからだ。
でもある番組を見たことで私の考えは一変した。
その番組とはNHK「知るを楽しむ」の「日本一多くの木を植えた男」だ。
番組内では宮脇昭さんが行っている宮脇式植樹と呼ばれる方法が紹介されていた。
それは日本や海外で多く行われている、苛酷な環境に強い樹種による短期的に自然を取り戻す方法ではなく、その土地本来の樹木による本来の姿を取り戻す方法だった。
またそこには森や山だけでなく、一般家屋の庭に森を築く方法も紹介されていた。
正直、私の目から鱗が落ちたような想いだった。
本当に自然を取り戻す事とはその土地本来の樹種を甦らせる事、それは当たり前のことなのに今まで気がつかなかったのだ。
思えば、今の日本の森の荒廃は人災の部分が多い。
木材用途などで山に杉を大量に植えたはいいが、国内の林業は衰退し山はあれ木材として使われる事もなくただただ伸びる杉たち。
結果花粉症は広がりを見せ、針葉樹特有の事情で山の土は栄養不足に陥り、さまざまな弊害をもたらしている。
それもある意味、本来の自然の森でなく、人に管理される前提の森を目指し挫折した結果だと言えるのだ。
この番組を見てから私は、森の在り方についての考え方が少し変わった。
森は山にあるだけでなく人によっても作り出せる事、そして人の考えによって本来の森の姿を取り戻す事も可能であると知ったのだ。
そしてそれは、私にも森作りが出来るかも知れないという可能性でもあった。
森ができれば、そこに暮らす虫や生き物が還ってくる。
治水効果も期待できるし、人にもよりよい環境をもたらす。
それを樹種の選択によって可能にできるのだ。
その延長線上で地元の水草を集め池など作れるならば、さらに多くの動植物が戻ってくるはずである。
それが私が一度でいいからやってみたいことなのだ。
もちろん今の私にはそれに必要なモノが足らなすぎる。
森を作るだけの土地もなければ、その為の木々の苗を育てる事もまだ出来てはいない。
今の私に出来るのは、せいぜいプランターに水を張り水草を浮かべ、小さな水辺の生き物のためのスペースを確保する事ぐらいでしかない。
しかしいつかは私も森を作りたいと思う。
全てを無くしてしまってからでは遅いのだから…今ならまだ間に合う瀬戸際だと思うから…
いつかは、私も森を育みたいとそう思うのだ。
- りうか
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森を育てる、とても素敵なテーマですね。
仮に今必要なモノが足らなかったとしても、とにかく少しずつ取り組んでいくのが大切だと思います。
やがてその取り組みが周りに評価され、有形無形さまざまな形で応援してくれるはずです。
本当に世の中のためになるものならば、いつかきっと夢は叶うと思いますよ(^^)
（偉そうなこと言ってごめんなさい。。。）
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おらの今の庭に埋めているプランタもかなり不完全なんだけどね、マツモ(お店で購入)＋睡蓮を入れているので地元のではない。
ただ完全に地元の水系に流入しない形での飼育なのでそういう危険はないし、ヤゴとかの棲める環境が少しでも増やせば…という意味合いでやってます。
来年にはなんとか地元の魚なり水草なりを…と思ってますが…でも実際に行くには１人だと寂しいので、誰か道連れ希望です。
ということで、八戸及びその周辺で来年春、りうかと何かを捕まえに行きたい人を募集中です。
ぜいたく言いませんが、年上のキレイなおねえさんだとうれしいです(=ω=
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