性善説 vs. 性悪説,情報漏えい対策はどちらで取り組むのが効果的?

性善説 vs. 性悪説,情報漏えい対策はどちらで取り組むのが効果的?(ITPro9/2)
いろいろ考えさせられますな。
おら元レンタルビデオ店員だったりするわけなんすよね。当然レンタル会員登録する時には個人情報が必要になってくるわけです。住所年齢電話番号、場合によっては実家のも書いてもらって、身分を証明する住所も書いているモノ(免許や保険証など)のコピーをとらせてもらうと。個人情報一式セットで提出してもらうことになるわけです。
中には文句つけたり拒否したりする人もおるんですが(最後まで拒否すれば入会できませんが)、ちゃんと意味があるんすよね。
レンタルビデオはある種の性悪説を前提に運営してるんすよ。つまり重大な利用規約違反(延滞したあげく料金支払いをせずに逃亡)するお客さんがどうしてもおり、そういう人を未然にふるいにかける為、またそういう疑いのある行為をしている人の延滞回収などを迅速に行い被害を最小限にする為に個人情報の提供を求めている。
またそういった行為をする人は他の店でもそういうことををするので、グループ間もしくはそういう機関ででそういった情報をやりとりして危険人物の入会を事前に回避する、ということにも使われてました。
そういう関係もあって、会員の個人情報は全て登録されてたりするんすよね。
「問題起してないのだからそういうのは必要ないはずだ」との意見もお客から言われた事もありますが、実際個人情報無しで貸し出して逃げられたら追うことすらできませんからね。
と、文句をつけるお客さんをなだめつつ、なんとか説得していくんすよ。入会時にトラブルあった時には。
でもまぁ正直、店員次第で悪用もできるでしょうね。
おらの考えでは社員教育としては性善説的な対策がまず必要と思いたいが…哀しい現実として真面目な人ばかりが働いているとは限らんので、ハード的に性悪説を元にした対策も必要なのかな、と思わされる記事でした。

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