クローン犬誕生

クローン犬が誕生 韓国・ソウル大、猫より低い成功率(asahi.comサイエンス8/4)
世界初、犬のクローン誕生 韓国の研究チームが成功(Web東奥8/4)
123匹中1匹成功ではまだまだ実用化には程遠い段階です。
ただこの教授が「犬の血統と交配との関係を遺伝学的に探る研究のほか、病気の治療や種の保存にも役立つ」と言っている辺りは共感を持てる、そういう意味ではまぁがんばって欲しいっす。

それはそうとアメリカの猫クローンビジネスとかにも思うことだが、一般の人ってクローンを誤解してないかい?
クローンってその生き物のコピーでなく、その生き物と同じ遺伝子をもつだけなのよ。
一卵性双生児と同じ、どんなに似ていても別の意志をもつ生き物です。
まぁ愛犬とか愛猫とかが死んでしまって「何とかしてまた会いたい」という気持ちはわからんではない、おらも小学生の時に3匹犬を亡くしている(1匹失踪1匹死亡1匹行方不明)ので会えるものならと思う気持ちはある。
ただね、クローンを作っても意味がないんだすよ。
だってそれは同じ血、同じ体をもった違う犬だから、いいところ兄弟ぐらいの存在です。
生き物に代わりなどありません、亡くした存在と同じ存在などあるはずもありません。
それでも尚「死んだあの子と同じだ」と言い張る人がおるならば、おらはその人を軽蔑します。
それは元の子を軽視しすぎていることであり、またその子の魂を否定する行為だからです。

クローン技術の有効利用はすでに行われています。とは言ってもまだ植物がメインですが。
これからも医療や産業、様々な分野に応用されていくと思います。
ただそこに感情論を持ち込むことは金稼ぎの道具になっても、ペットや飼い主のためにはならないということを忘れてはならないと思うンすよ。

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