特定外来生物2次指定間近

上海ガニ、料理店から減る? 特定外来生物に指定へ(asahi.com暮らし7/28)
記事は、上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)が特定外来生物に指定されたら料理店で扱うとこ減るかもね、ということだが、違う点に着目。
8月5日の専門家会合で42種類の指定候補リストを決定、閣議決定を経て年内にも適用される見通しだそうな。

アクアリストの一員として気になるのは以下の生物。
まずはカダヤシ、おらも飼ってるが指定後の飼育は許可が必要になる。ただしすでに八戸市内の店頭では姿を消している(ララはおらが告った)ようなのでまぁそんなにはトラブルないべ、

問題はザリガニ2属2種とある点、たぶんアメリカザリガニなどだと思います。
つまり2次指定にかかると、店頭からアメリカザリガニは消え、河川でもとったら放流しない方向で扱うことになります。
気になるのはどこまで指定が広がるか、です。ホワイトザリガニなどはかなりの確立で、ロブスター関係ももしかしたら影響出るかも知れません。
愛好家には辛い時代になってくるでしょう。

あと地味にボタンウキクサも指定されています。

それ以外のそこそこ飼育者(アクア以外込み)がいて影響が出そうなのでは哺乳類ではハリネズミ属、キタリス、タイリクモモンガ、両生類ではウシガエル、魚類はノーザンパイク、マスキーパイク、昆虫がテナガコガネ属、 ぐらいかな。

リンク先記事にはありませんが、今回2次指定には入らないっぽいのでもアクアリストやペット愛好家、園芸家に影響が出そうなものは少なくないです。
以下影響が出そうなモノを上げます。
魚類…ソウギョ、タイリクバラタナゴ、グッピー、
両生類…アフリカツメガエル
爬虫類…ワニガメ、ミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)、グリーンイグアナ
哺乳類…リスザル、シマリス、フェレット
鳥類…インドクジャク
植物…オオサンショウモ、オオカナダモ(アナカリス)、ホテイアオイ、外来種タンポポ種群、セイヨウアサガオ、チョウセンアサガオ

とりあえずうちらにできることは、ただ1つだけです。
ちゃんと飼うこと。
ちゃんと飼うということは、飼う以上は最後まで責任をもつということであり、安易に放流したりしないということ。
今の状況の少なくないモノがちゃんと飼えない人のツケですから。

2件のコメント

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    アクアリウムに関係があるのは、水草のオオフサモ(パロットフェザー)もどうやら指定入りのようで・・・
    オオフサモ自体はアクアリウムからというわけではなく、水質浄化などの理由で植えられることがあったようで、これを防ぐ意味での指定入りだそうです。
    オオフサモといえばミリオフィラムの一種。
    その他のミリオフィラムに指定が及ぶとも考え辛いですが、どうなんでしょうかね。
    少なくとも言えるのは植物類も余ったからといって外にむやみに捨てないこと。でしょうか。

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    オオフサモってパロットフェザーなのね、聞き覚えがあったのだが調べるのがめんどくてノータッチだった(=ω=A;
    なんかイルカシリーズやりつつワサワサ2周年やりつつ夏風邪引きつつ辛いっす

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