mineoがパケットをシェアする新機能「フリータンク」…さて、どう出るのかな?
mineo、全ユーザーでパケットをシェアする機能「フリータンク」 – ケータイ Watch
mineoユーザーが余ったパケットを貯めたり引き出したり出来るサービス「フリータンク」ってのを始めています。
これは余ったパケットを全ユーザーが共有するスペースに貯めておけるサービスで、貯める場合には1回10MB~で回数等の制限はなし。mineoにはデータ量の翌月繰り越しがあり通常は繰越分がある場合にはそちらが優先で使われるが、フリータンクにパケットを入れる場合には当月分から消費される。
引き出す場合は毎月21日~末日までの間に月2回まで、合計1GBまで引き出せ、引き出した分はmineoのパケットギフトと同等の扱いで、受け取った時点の翌月末まで有効。
これまでmineoユーザー(特に1回線しか契約していないユーザーなど)は使い切れないパケットがある場合、パケットギフトという機能を使って同じようなユーザー間で等価交換をしあったりしていましたが(AさんがBさんに1GB渡し、BさんもAさんに1GB渡し、データ量の損得はなしに有効期限だけ延長する形)、今回はそれをより多くのユーザーを対象に非対称で行う形のサービスとなります。
あとコミュニティサイトの「マイネ王」にチップ機能を搭載、1回1MBをプレゼント可能で、送る場合も受け取る場合も回数制限はなし。ただしID連携が必要。
また「mineoスイッチ」のウィジェット機能追加でユーザーは嬉しいね、っと。
フリータンク、面白い機能ですね。
何が面白いって、これで今のmineoユーザーの質が見えちゃうだろう辺りが。
いま確認したところだと284万1010 MB溜まっている。約2800GB溜まっている計算か。おらはちょっと挙動の確認をしたいので自分で引き出す予定の分を10MBと40MB入れてみたのだが、中には1GBや2GBとか入れている人もいて、自分の利用量と契約データ量が適切ではないと思われるユーザーが多数いる可能性もあります。そういうところが垣間見れるのも面白い。
またmineo契約数は推定でも10万契約以上はあるので、仮に1割の1万人が1人1GB引き出しちゃうとすると合計10000GBとなり全部使いきっちゃう計算になる。明日21日にはそれらも分かってくるので、そこいら辺のmineoユーザーの質も見えてきちゃうだろうことも面白い。
そういう万が一の事態への備えなのか引き出し期間が月下旬に限られていて引き出し可能容量も1GBまでなのかも知れないが、引き出した1GBは翌月末まで使えちゃうわけで、500MB契約で毎月1GB他の人のデータ量をもらって月1.5GB使い倒す、ってことも出来ちゃうわけでね。まぁたかが1GBと500MBの契約差100円のためにそこまでする人もいないとは思いたいが…
フリータンクが本来の目的のために有効活用されるといいですな。