八戸中心街に『ブッククロッシング図書館』ってどうよ?

最初に、これは個人的な妄想あるいはあった方がイイと思うことについての戯言です。

おらは昔からこっそり思っていることがあるんです。
八戸中心街に、民間の図書館って出来ないものかと。

本は寄付してもらいます。読み古しでいいんです。雑誌でも何でもいいんです。むしろメジャーじゃない本とか、どっから出てきたのか分からない昔の同人誌とか新聞とかでいいんです。
八戸市図書館ではまず無いであろう本、それを寄付してもらうんです。

んで貸し出しについてはモノによりけり、館内閲覧だけとかもモノによっては指定したいね。
スタッフは極力ボランティアで、仕事とする人は極少数が望ましい。

なんでこんなことを思ったかというと、個人的に八戸中心街にどんなものが必要かを突き詰めた結果がおらの中にはあって、それの具現化の1つが民間の図書館なんです。ちなみに同じ場所発進で当時の関係者に潰された企画は「アンテナBOX」だったりします、おのれまちづくり文化推進室め。

 
話を戻して、
中心街が衰退した原因なり復活のための意見なりをいろんな人が言っていますが、おらに言わせれば結論は出ているんです。
駐車場が有料だからです。

八戸は多くの人が車を所有しています。大都会と違って車社会です。若い人も仕事のため、ローンを組んでまで車を買います。

では車を持っている人が、駐車場が無料のラピアやピアドゥなどのSCと、駐車場が有料の八戸中心街、どっちに買い物に行きますか?
って考えれば、同じモノが売っていれば駐車場が無料の場所に行くんですよ。そんなもんです。
そこからは単純なパイの奪い合いと負のスパイラル。SCに客が流れるので中心街の客が減る、テナントが減る、魅力が減る、ますます客が減る、テナントがまた減る、魅力がますますますます減る、その内駐車場にも車入らない、SCと同じようなラインナップの商品を同じ値引きで売る、だったらSCに客が行く、今後八戸地域の購買層が増えるわけがないのでパイの奪い合いでますますSCに負ける、です。

とすると、八戸中心街が再度立ち上がるために必要な方向性は決まっています。

どう転がってもSCに真っ向勝負では勝てないので、SCに無い魅力を得るしか無い。

でも現実がそれを邪魔します。

とにかくお金がない。何かやろうとしても一部の自称偉い人は「昔やっても無理だったから無駄」と邪魔をする。場合によっては八戸市庁の一部が協力するふりをして市民を騙して致命的なダメージを与える、ってね。どことは言わないけれど。

だからお金をかけず、かつSCにはない魅力を作らねばならないんです。

さらにここに、現実的に誰が街にいるかという話を重ねる。

中心街にいるのはお年寄りと学生です。
別に中心街に魅力があるとかじゃないんです。ただバスが中心街によく通っていて、乗り継ぎに便利で、周辺に学校や病院があるから交通弱者であるお年寄りと学生はバスの便が良い中心街に集まるんですよ。まぁそんなバス利用者よりも安易に車利用者だけを優遇するのが八戸中心街の大間違いな部分ですけれどもね、おんでカードを買い物した人全てに出せばいいのに。

じゃあこれらの人を満足させるには?
お金を掛けずに暇をつぶせる場所があればいいんです。

まとめると、お金を掛けずに場所を提供し、しかも利用者がお金を掛けずに利用できて、その上ほかにはないモノならば、もしかしたら中心街活性化の一助になるやも知れないんです。不況でもデフレでも。

その為に考えたうちの1つが、市民なりから無料で本を寄付してもらって、それを無料で貸し出したり読ませたりしてくれる図書館が欲しいって話。

ただまぁ言うまでもない問題がありまして、その資金源がないんですよ。何も売りませんからね。考えられるのはせいぜいドリンクや安い駄菓子でも売るかってぐらいで、あまりそんなに食い物をってことも難しいし。
だからこの妄想、ほとんど誰にも言ったことはなかったんですよ。

というここまでが長い前フリ。

不要本読み継いで…ブッククロッシング(YOMIURI ONLINE10/28)

なんでも読み終えた本を売ったり捨てたりするのではなく、指定スペースに置いて自由に読み継ぐ「ブッククロッシング」という活動があるそうな。
元々はアメリカで2001年にスタートしたそうで、日本ではいちおう2007年に始まった活動らしく、主催民間団体のHPに本を登録して発行されるシールを貼った本を指定スペース「ゾーン」に置き、あとは自由に持ち帰り、読み終えたらまた別の場所に置くという流れなんだと。
いちおう指定の「ゾーン」に置くのがいろんな意味で良いらしいが、欧米ではゾーンじゃない場所に置いて本が旅をするケースも多いらしい。しかし日本ではゾーン以外にあると当然のごとく捨てられたり落し物になったりもするとかなんとか。
そんなブッククロッシングが青森中央学院大の学生らが始めて好評を得ているとリンク先記事では伝えてはります。本件唯一のゾーンは青森市新町の青森中央学院大サテライトキャンパスに設置。

この記事がおら気になったのよ。

もしこの活動に参加するならば、八戸中心街のお店に頼んでゾーンをあちこちに作り、中心街をある意味『ブッククロッシング図書館』に出来ないだろうか? ってね。

これなら協力店の一部にゾーンコーナーを作ってもらうだけでいい。もちろん本はみんなが要らなくなったもので構わない。
んでゾーンが増えれば、ゾーンのあるお店への入店機会を増やすことにも繋がるはず。

この方法ならお金を掛けずに中心街の魅力となるモノを創出することも可能ではないだろうか?

ということを思いついて書き散らしただけの記事になります。

ざっくり思いのままに書いたけど、でもこれ本当にいい気がする。誰かツテをたどってなんとか出来ないものだろうか。とりあえずまちづくり文化推進室のことはボロクソに悪く言っているから協力してくれないだろうが(迷惑をかけて悪いと本当に思っているならばその罪を取り返すぐらいの姿勢を見せればいいのにそれをしないのが恥ずかしいが八戸クオリティ)、ダメ元で誰かにぶつかって見ようかしらね。

と思いましたとさ。

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2件のコメント

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ゾーン=ブッククロッシングの登録本が保護され、ちゃんと生息できる場所、と考えてはいかがですか?もちろん、本が全部持っていかれちゃったりして、ジャーナル記録も何にもないと、それはそれで残念なのですが。

    本は面白そうなものであれば、最新刊でなくても構わないし、普段なかなか手が出ない文学有名作品でもよいし。私がじゃんじゃん本をワイルドリリースできるのは、古本屋、古物屋、チャリティ・ショップ、図書館セールなどで1冊30セント前後(30円くらい?)で買えるからです。他には自分が新品本を買って読んで面白かったから、他の人にも読んで欲しくてリリースすることもあるし、本交換サイト(ブックムーチなど)で手に入れた本をリリースすることもあります。逆にブッククロッシング本を本交換サイトに出す事もあるし。
    まずは少人数の本好き、友達、グループなどから始めてみてはいかがですか?そこからすこしづつ噂が噂を呼ぶかもしれませんよ。あとは、リリースやキャッチした本、その短い感想などをマメにツィートするのも良いかも。リリースの際のツィートは地名・店名・住所などを入れると効果的だと思います。

    すぐに大きな波はきません。もしかしたら永遠に来ないかもしれません。波を待つよりは、小さな波を楽しむ所か始めると簡単で長続きすると思います。応援してます。

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    最終的に「応援しています」と言ってくれているが、正直意味不明なコメントね。

    > ゾーン=ブッククロッシングの登録本が保護され、ちゃんと生息できる場所、と考えてはいかがですか?もちろん、本が全部持っていかれちゃったりして、ジャーナル記録も何にもないと、それはそれで残念なのですが。

    ゾーンについて私が何か分からないと言っているのであればまだ分かるが、何をどう決めつけてこのような言及をしているのだろうか。この記事においての長い前置きをそのまま一緒くたにでもしているんだべかな?

    当ブログでは市民寄付に基づくボランティアありきの民間図書館の資金繰りが現実的には難しいことを踏まえた上で、中心街の店舗に呼びかけ理解と協力を得る形で、分散型民間図書館とでも言うべきものをブッククロッシングを活用して行えないだろうか、と提示しています。
    その上で、その為の必要条件としてゾーンがあると考えます。

    > 本は面白そうなものであれば、最新刊でなくても構わないし、普段なかなか手が出ない文学有名作品でもよいし。私がじゃんじゃん本をワイルドリリースできるのは、古本屋、古物屋、チャリティ・ショップ、図書館セールなどで1冊30セント前後(30円くらい?)で買えるからです。他には自分が新品本を買って読んで面白かったから、他の人にも読んで欲しくてリリースすることもあるし、本交換サイト(ブックムーチなど)で手に入れた本をリリースすることもあります。逆にブッククロッシング本を本交換サイトに出す事もあるし。

    申し訳ない、ここが一番意味不明だ。

    そもそもあなたはどなた?

    自己紹介もなく、それに類するリンクなどもなしにいきなり「私がじゃんじゃん本をワイルドリリースできるのは」とか語られても、そもそもどこのどなたとも分からぬ方がワイルドリリースしていること自体が初耳だし、そのためのノウハウだかコツだか分からん話をされても、何を言うんだべ? としか思えません。

    何かアドバイスをしたいのか、あるいは勝手に思い込んで教えてあげねばと思ったんだかよう知りませんが、まずは自己紹介をしていただければなと思います。でないと何を言いたいのか、どのような経緯でそのようなことを言っているのかがまるで伝わりません。

    > まずは少人数の本好き、友達、グループなどから始めてみてはいかがですか?そこからすこしづつ噂が噂を呼ぶかもしれませんよ。あとは、リリースやキャッチした本、その短い感想などをマメにツィートするのも良いかも。リリースの際のツィートは地名・店名・住所などを入れると効果的だと思います。

    それ以前に誰もやりたいとは言ってないべさ。
    まずはこのような手法もあり得るとの提示こそが記事の目的であり、万が一それに興味を持つ八戸な知人が接触を図ってきたならば動くこともありえますが、おいらは本好きグループなどには所属していないのでそもそも的外れなコメントに見えてしまいます。

    > すぐに大きな波はきません。もしかしたら永遠に来ないかもしれません。波を待つよりは、小さな波を楽しむ所か始めると簡単で長続きすると思います。応援してます。

    波以前に、あなたのコメントは該当記事と共通ワードこそあるももの、記事に対するコメントにさえなっていません。

    もしこのコメントが「ブッククロッシングを始めたい」という記事あるいはサイトなどに対してであれば適切でしょうが、単語だけでそれと決めつけて自己紹介もなしにあーしろこーしろと言われても、そもそもそれ=「ブッククロッシングを始めたい」が存在しない(正確には民間図書館に位置する集客ツールの可能性の1つとしてブッククロッシングの存在を定義しているだけで他の手法でも構わない)ので、正直困るコメントですな。

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