今年けっこう気になった山車たち(八戸三社大祭2011)
八戸三社大祭の前夜祭に行ってきたのですが、その時にけっこう気になった山車を勝手に紹介。
今年の八戸市職員互助会の山車は、いつもと違います。
近年のてんこ盛り大型山車ではなく、懐かしさを感じる中型の美麗な山車なんですよ。→
もちろん理由は明らかです。
3月11日の東日本大震災の津波被害で市職員互助会の山車小屋も被災、多くの人形や材料などが流されてしまい、一時は八戸三社大祭への参加すら危ぶまれる事態となりました。
しかし残った材料を集め、他の山車組の協力もあり、今年の八戸三社大祭に全山車組が揃って参加にこぎつけた形です。
ですから例年通りの山車作りが出来なかった、という部分が大きかったのだとは思います。
しかしそれをしても尚、今回の山車はとても美しく、近年の市職員互助会の山車の中でも傑出したものであるとおらは感じました。
そんな市職員互助会の山車、正面の表情もキレイなのですが、見返りがとても美しく華やかなんですな。
↑ほらほら、見返し部分でまた1つの場面をしっかりと表現できているんですよ。
おそらくは山車が小型化し、少ない材料の中で創りだした結果なのだと思いますが、それがいい方向に働いたように思います。
近年の八戸三社大祭の山車は大型化が著しく、とにかくてんこ盛りした山車に賞が与えられる傾向にあります。
まぁたしかに大型山車はね、上にせり上がって、左右にも大きく展開すると華やかでね、それはそれでいいと思うんですよ。
でもね、収納しての走行モード時が大型山車は超ブサイクなんです!
大きく展開することを目的とした山車は、走行時には何とか引ける状態にするために、箱型にトランスフォームするんですよ。それがまぁブサイク。
まぁ停止時、あるいは引いている合間合間に展開することを狙っている山車なので仕方ないのだとは分かりますが、引いている時の美麗さが大型山車には感じられない。展示品ならいいと思うが、祭りで引くにはどうだろうと常々思っている。
それに対して今回触れている八戸市職員互助会の山車や、ちょっと前に紹介した廿六日町の山車などは大型山車ではなく、そのレイアウトの妙で引いている時にも見て楽しめるものとなっているわけです。
個人的にはこういう山車にこそ賞を与えて欲しいのよね、まぁ今年は賞とかないけれど。
まぁ昔から大型山車に走ってでっかく展開する山車を作る傾向にある市職員互助会ですから、来年はまた大型山車に走るのかも知れませんがね、出来ることなら今回のような中型で趣深い、展示しても引いても美しい山車を目指すのも1つの方法ではないかと、そう強く感じました。
あぁ、そうそう、
もう1つ気になった山車があった。
↑ぽぽぽぽーん(@ω@A;;;;;;
何処の山車組かはちょっと忘れましたが、ある意味今回一番子供受けする山車だと思います。
こういう山車も含めて、いろんな山車があるのはいいことだとおらは思いますよ。
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1件のコメント
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2・4日 青森ねぶた。3日 秋田竿燈まつりを攻め、先ほど帰還。
天候にも恵まれ(昨年は2日のみで、直前まで雨でビニールねぶた。でした)
青森は思いのほか熱くなく?秋田は33℃で厳しかったですが・・・
来年は、五所川原にも足を伸ばそうと思い描いてましたが、
八戸三社大祭も楽しそうで魅力的ですね。