WILLCOM LU＜型番：WS023T＞の発売について　～アクセサリーのような、ウィルコム初のスライド型電話機～(ウィルコムプレスリリース10/28)
東芝製スライド型端末「WILLCOM LU」(ケータイWatch10/28)
200万画素カメラ＋ウィルコムガジェット、初のスライド音声モデル――「WILLCOM LU」(ITmedia+Dモバイル10/28)
WILLCOM LU(ウィルコム)

ウィルコムは東芝製W-SIM端末「WILLCOM LU(WS023T)」を発表しました。
WILLCOM LUはウィルコム初となる縦スライド端末で、ウィルコムらしからぬ(笑)ジュエリーちっくな光沢感のデザインと美しげな決定ボタンが特徴の音声端末。
製品名の「LU」は「Luminous You（あなたを輝かせる）」という意味らしく、女性を意識したデザインであることがうかがえる。
液晶は約2.4インチQVGA(240×320ドット)と今時のケータイとしてはやや小さめ、デジカメは200万画素(たぶんCMOS)、メモリスロットはmicroSDカードスロットを搭載、赤外線通信、QRコード、Javaアプリ、デコメ、ウィルコムガジェトなどに対応。
フルブラウザはNetFront、新サービス「ウィルコムミーティング」にも対応。
W-SIM端末だが従来のW-SIM端末と違いW-SIMスロットが内部に配してあるため、気軽にW-SIMを差し替えて使い回すことは重視していないと思われる。
サイズは約49×19.3×98mm、重量約113g、「ホワイト」「ブラック」「ピンク」の3色展開。
連続通話時間約5.5時間、連続待受時間約550時間。
12月上旬発売予定で、ウィルコムストアでのW-VALUE SELECT価格は4万2960円(分割時1790円)でW-VALUE割引額が新規月1190円、機種変月990円、実質支払額が新規で実質600円×24回(計14400円)、機種変で実質800円×24回(計19200円)。

これは売れる予感がする！見た目だけで！！
まぁ機能的には特に目新しいものもないのだが、この女性好みしまくるようなデザイン、そして縦スライド、もうそれだけでうっかり買う女の子が現れると予想！！

またW-SIMスロット辺りなどもふまえて、新たな流れも感じますな。
その流れとは、今後は通常音声端末としてのW-SIM端末がバシバシでるかも知れない、ということです。

ぶっちゃけこれ、W-SIMを頻繁に交換して使うことは考慮してないべ。考慮していたら電池カバー(というなの一体型バッテリー)を取り外して交換なんてめんどいことはしない(まぁもしかしたらエラー防止で必ず電源抜けという物理的な手段なのかも知れないが)。
それどころかそのW-SIM位置だと、W-SIMを知らないまま使う人も少なくないでしょうや。
そして今まで決して通常音声端末ライクな装備をしてこなかったW-SIM端末がここにきてのカメラ装着、これはもう完全にW-SIMでも通常音声端末相当の機種を出すという決意の現われに違いない！！と勝手に受け止めてみた。

ただそれでもおらは、今後もW-SIMじゃない通常音声端末も出ると思っています。
その理由は薄さ、薄くしようとしたらW-SIMにはおのずと物理的な限界が出てくるからです。
おそらく強度等を考慮すればW-SIM挿入部は10mmが限界、となると折りたたみやスライドではがんばてがんばてがんばっても15mmでもいっぱいいっぱい、部品代考えたら20mm以下でごめんなさい、ぐらいになっちゃうと思われるのですよ。

そういう意味でこれから非W-SIM通常音声端末は薄型や防水型などに、そうじゃない普通のは通常音声端末方W-SIMジャケットが担っていくのではないかなぁ、と思っていたりします。

何にしても東芝がんばった、中身はまぁほら、ねぇ、あれだけれども、外見がんばた。てな感じです。