世界初 Windows Vista®、インテル® Centrino® Atom™ プロセッサー・テクノロジー搭載の通信端末 Ultra Mobile WILLCOM D4を開発・発売(ウィルコムプレスリリース4/14)
WILLCOM D4のページ(ウィルコム)
WILLCOM D4のページ(シャープ)
ウィルコム新製品発表会「Ultra Mobile WILLCOM D4」キターーーーーーーーー(ウィルコムプレスリリース)(useWill.com4/14)
4/14発表会まとめ。WILLCOM D4（WS016SH)が発表。Bluetoothハンドセットで通話も可能(WILLCOM NEWS 4/14)
ウィルコム、Vista搭載の小型端末「WILLCOM D4」(ケータイWatch4/14)
Windows Vista搭載、スライド＋チルトスタイルの「WILLCOM D4」を発表(ITmedia+Dモバイル4/14)

噂の筆箱の情報が出てきているようです。
とりあえずざっと機能をみたいならふぇちゅいんさんところがオススメかな。

おらこれから病院なので分かるはんいで簡単にまとめて言っちゃいますと、普通のW-ZERO3の系譜でイー・モンスターちっくな感じでHDD40GB内蔵のワンセグ搭載のマシンな感じ。型番はWS016SH。
価格はけっこうする、W-VALUE SELECT一括価格で128600円でW-VALUE割引額が1600円、24回払いだと頭金39800円の月3700円の24回払いの実質負担額2100円×24回、24ヶ月使った場合には差し引き合計90200円となる、まぁ安くはないが性能を考えれば当然かな。
液晶5インチワイドTFT(1024×600)でデジカメは198万画素CMOS。

よし、予想通りおら好みではない(=ω=。
でもこれはあれだ、おら１つだけ予言をしておこう。
ウィルコムカウンター八戸店の店長は絶対買うはずΣ(＠д＠！！
以上。では病院行ってきます。

◆追記◆
これはPCかケータイか！？ ウィルコムがVistaとAtomを搭載した通信端末「WILLCOM D4」を発表 – 日経トレンディネット

さてと、先ほど帰ってまいりました。車も身体も状況悪化でした。ﾏｲｯﾀﾈ。

今回のD4、とりあえずあれだね、ある意味W-ZERO3シリーズとは別物だけれども、その位置付け的には初代W-ZERO3の流れを組む存在でもあると言えますな。W-ZERO3として見るとちと豪華過ぎるが。
正直不要な人には高すぎる値段だけれども、W-ZERO3では物足らないがノートPCはでかすぎて持ち運ぶには困ると感じる人にはそんなには高くないと思う。ある意味全部入りちっくだし。
まぁでも結局はW-ZERO3シリーズの時のような、新しいケータイ端末の誕生という意味では野心的よね。
ぶっちゃけW-ZERO3はPC代わりにはならないけれど(マスコミとかは何でか知らんがPC代わりと言いたがるけど実際はPCが無いと困るぐらいよね)、D4はPC代わりにも成り得るでしょうからね。万能とは言わんが。
そういう意味ではある一定のユーザー層へのアプローチ的に期待できる存在であると言えるでしょう。

それにしても…D4に対して悲観的な意見がけっこう多いですな。
その昔W-ZERO3が発表された時には悲観的な意見を探す方が難しかったものですが、今回はその時と比べてのギャップがあってかなり興味深いです。
まぁその原因についてはいろんな可能性が考えられますが、ユーザーが知識を得つつあるということも１つにはあるのでしょう。

昔はとにかく「新しいすごい端末が出れば純増するんだ」みたいな風潮がありました。
でも今も昔もすごい端末で純増した事実などありません。契約数に影響を与えるのはあくまでプランやサービス内容であり、端末はその際の選択肢でしかないわけですよ。
これはどこのキャリアも同じで微増に貢献することすら希で、ただ新たに購入された端末内でのシェア比率だけが激しく変わっていくわけなんです。
そういう意味ではW-ZERO3が登場した時には変な夢を見すぎる人が多すぎた、ということであり、今は目が覚めた(むしろ冷めた？)人がいっぱいいる、ということなのかも知れません。

でもね、新端末が純増等に影響を与えないからといって、無意味とこけ下ろすのも違うと思います。
今回のD4は、W-ZERO3よりもさらにPC側に歩を進めた存在です。
それはマイクロソフトが20年も前から夢見てはその度ごとに挫折しまくっていたリビングや屋外でも当たり前に存在できるPC(ちっくな存在)にもつながるモノであり、またW-ZERO3の登場で多くの人が勘違いした「これさえあればPCいらないじゃん！」という妄想を現実のモノとする存在かも知れないわけです。
そういう意味ではやはり野心的だなと、そして他キャリアはやりたがらないだろうなと思わずにはいられないわけなんですな。

つまりはあれだ、こういう新たな分野のハード的なアプローチはアプローチですればいいんすよ。
それとは別に、通常の音声端末なりW-ZERO3なりは開発してもらえればうれしいですよ。
さらにそれとは別個に、現状ラインナップ的に穴だらけな音声向け料金プランは充実してもらわんと困るよ、という部分です。
そこを一緒くたにしちゃって感情的になるのは、状況こそ違えど妄信的にソフトバンクを支持する人たちと大差ないような部分もあるわけです。

つまるところ、D4は一般向けではありません。
それどころかおらに言わせれば、W-ZERO3もアドエスも一般向けとは思えません。
その辺りを理解しないで、あるいは理解した上で無用に煽る人がおるから「アドエスで着うたはできないんですか？」みたいな質問が某所でコロコロ転がってくるんですよ。「それぐらいググってね」てな話です。
だから正しい知識と正しい理解、そしてそれを自らが努力して得ない限りは、文句を言うことも絶賛することもおかしいのではないかと思うわけです。イチゴを食べたことが無い人が「イチゴはこの世で最も甘くて美味しい果物だ！！」と言っても信じられないでしょう？　ってことね。

まぁそういう感じで今回のD4も欲しい人は買えばいいし、要らない人は買った人を暖かく見守ればいいだけだし、どちらにしても冷静に判断しないとちょこっちチグハグなことになっちゃうよ、ってことなのだと思います。

ちなみに、
おらはひとまずD4をオススメする気にはなりません。
たぶんアドエスとは微妙に違った意味での根性が必要な気がするんですよね。
まぁ実物を拝むまでは妄想の域は抜けませんがね。