モバイルビジネス研究会、インセにはノータッチも端末価格と通信料金の明確化の検討は適切
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モバイルビジネス研究会の第8回会合において、「インセンティブが一概に悪いとは言えないもん。ただインセを知らない人がおったりナンボ徴収しているのかわからんかったり、買い替え頻度によって不公平があるのは良くないもん」ということが話されたようです。
とりあえず端末価格と通信料金がどんだけかを明確化する為に、通信料と端末価格を分離させた料金プラン、通称『分離プラン』の導入を検討すべきということにしたんだそうな。
つまりは、料金に上乗せしていたインセを分離! そして端末は本来の価格で売っちゃえ! ということらしい。でも「事業者の自主的な判断で行なわれることが必要」と言っちゃったので、ドコモやauの発言や態度によって振り回される可能性もあるのかも。
また利用期間付き契約の導入もOKな感じらしい。
これは分離とかいう話ではなく、いろんなプランの為に必要みたいな感じなようです。
あと分離プランを本格的に導入する時には、ソフトバンクモバイルの割賦販売「新スーパーボーナス」の特別割引も見直しが必要なんだと。てことは、ウィルコムのW-VALUE SELECTのW-VALUE割引も見直しが必要になるかも知れんってことね。
ようするにインセ徴収してないはずがないあの料金で誤魔化されないぞと、本気でインセなしやるなら最初から料金下げて端末代は全額徴収してみろ! ということだと勝手に受け取っておこう。
SIMロック解除についても書いてあるが、SIMロック解除して意味があると言ってもFOMAとソフトバンク3G間ぐらいでauはのけ者だし、ウィルコムはさらにはみ出しモノだし、FOMAとソフトバンク3GだってSIMロック解除しても使えない機能満載だし、まぁ課題は山積みしつつもいろいろ議論があったんだなぁという感じ。
MVNOについてはなんか言ってることが実感として感じられない、というのがおらの本音。
だって多くのサイトやブログで既に言及してきた「MVNOの為に基準というか標準を作りやがれ!」ってのをやんわりと言及したぐらいだからのう…さんざん言い訳してMVNOに消極的な態度を続けてきた携帯キャリアがそんなぐらいで動くのかなぁ…と思わずにはいられない。
ドコモやauがとりあえずでもいいからMVNO向け標準プランを提示してくれないかなと思うばかりです。
さて、個人的に一番気になったのは、料金比較手法の認定制度の導入について検討という辺り。
これは今ある料金プラン比較サイトとかに対してお墨付きを与えたりするってことだんべかね。
なんかその認定方法次第な気もするが、特定のキャリアに特化したサイトとかは認定受けられない可能性もあるのしら…何故か耳が痛いな。
まぁでも怪しいサイトも存在するし、そういうお墨付きってのも必要なのかも知れませんね…何故か耳が痛いな。
なんかいろいろ提案はするらしいが、どうも強制ではない辺りにドコモやauがどう反応するのかが気になるところではあります。
それでも今よりも一般の人にわかりやすくなるのであれば、ユーザーにとっては悪いことではないよね。
インセ抜き価格でウィルコム端末とドコモ端末が並ぶ売り場が登場することを夢見ておきましょう。