3月のケータイ加入者数、4キャリア全て純増も意味合いは違えるようで。
3月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会) 3月の携帯・PHS加入者数、ドコモ・auは春商戦で純増数が倍に(ケータイWatch4/6) 年度末を迎え総計100万以上の大幅純増──3月契約数(ITmedia+Dモバイル4/6) 3月のケータイ契約者数が発表されました。 今月も主要4キャリア全てが純増になっていますが、かなりキャリアごとに意味合いが違えているように見えます。 |
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まずはドコモから見ていきますと、けっこういい感じの純増数になっていることがわかります。
去年に比べると純増数は20万減なのですが、それでもソフトバンクモバイルの倍以上となる26万増とまずまずの数字を収めていると言えるでしょう。
一時期のソフトバンクショックも乗り越えて、ユーザーが冷静な目を取り戻しつつあるのかもしれませんね。
次いでKDDI、3月の純増数がとんでもないことになっています。
au単体で71万の大純増、ツーカーの純減分を加えても53万増と、3月準増分の半分以上がauに雪崩れ込んだ状況になっています。
ドコモとはまだまだ契約者数に差があるとはいえどもこのペースで純増を続けたならば、KDDIが契約者数でドコモに肉薄する日はそう遠くないのかも知れません。
ソフトバンクモバイルは12万増とまずまずのペース、去年の6万増に比べると大幅回復と言えますが、しかしながらドコモの半分、KDDIの4分の1以下と他携帯キャリアに大きく溝を開けられ、ウィルコムにも肉薄されている状況を見る限り、必ずしも順風でもないようです。
また先日のホワイトプラン300万契約突破を考えると、1ヶ月で100万契約増に対しての新規12万純増、その全てがホワイトプランだとしても残り88万契約は既存ユーザーがホワイトプランに移行した形となり、それは当然ARPU現象へと繋がる可能性が大いにあるわけでして、本当にソフトバンクモバイルはこれで事業を継続するのに問題はないのだろうか? と勝手ながら心配もしてしまう状況です。
いろんな意味で、今後もソフトバンクモバイルから目が離せないです。
先月に引き続いての既存各キャリア全てが純増となりながらも、その意味合いは大きく違えてきたような印象を受けます。
来月発表のイー・モバイル参入後の4月契約者数を楽しみにしたいと思います。
▼参考リンク▼
ウィルコム3月の純増数は+9万3000(みどりうかブログ4/6)
ホワイトプランが1ヶ月弱で+100万契約上乗せして300万契約越え(みどりうかブログ4/3)
3月のケータイ契約者数…ケータイ(携帯+PHS)で考えるとKDDIが1位(みどりうかブログ2006/4/7)
あえてアンチMNPのススメ(みどウィル支10/22)
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1件のコメント
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イーモバイルの契約数公表は6月以降だとどこかど見たような…あやふや情報ですいません(-_-;)