無暗に木を傷つけちゃダメよね
2007年2月17日
十和田八幡平国立公園内の子ノ口付近で立ち枯れしたブナを手斧で削っている男性二人がいたんだそうな。
そこを「八甲田・十和田を愛する会」の人たちが撮影して問いただすと、オオクワガタの幼虫などを捕まえるためだと認めたんだそうな。
にわか昆虫愛好家が山に入ってはナタをふるったりして木の皮はいだり切り倒したりして山の木々が大変なことになっている、という話もよく聞いたりしていましたが、まさか天然記念物絡みの地域でこういうことをする人がいるとはね…無知にもほどがあります。
まぁ野草などの採取などは昔からよく聞きましたが、一過性の流行でここまでするような愛好家がごろごろおるのだろうと思うと、もはや日本における外来種や自然破壊の問題は止められないのではないかと落胆します。
流行りや金銭目的だけでなく、本当の意味で生き物や自然を愛し守ろうとする人が増えて欲しいものですね。