ある程度の自動化はやはり必要かも知れない
2006年8月26日
「核燃工場自動化は」研究者ら意見交換/六ケ所(Web東奥8/26)
六ヶ所村文化交流プラザ「スワニー」にて東北大学大学院工学研究科の量子エネルギー工学専攻主催のフォーラムが行われ、いろいろと意見交換がされたそうな。
その中で「核燃サイクルの工場の自動化研究はしていないのか」との質問があり、研究者側が「軽水炉については研究している。核燃サイクルプラントについて、今後取り組むべきだという大事な指摘と受け止めた」と答えたんだそうな。
ある程度の自動化は必要だと思います。
「被ばくして当然」と言わんばかりの原燃の姿勢には疑問を感じますし、自動化出来る部分は自動化を目指すのが当然でしょう。
でもおらは完全自動化には反対です。
人はミスを犯しますが、機械は故障やトラブルをするもの、さらに人が作ったものだからこそ完全ということはない。
だからこそ「自動化」に加えて「作業員の教育と指導の徹底」も必要なことにはかわりがないのです。
まぁそれ以前に核燃サイクルが必要かどうかという問題もあるのですがね。
ただ原燃が本気で作業員やミスを減らす事を考えているのであれば当然考えるべき課題であるし、それをしないのであればはなから核燃サイクルなどするべきではないように思うのです。