一夏限りの熱帯魚の命
2006年8月13日
潮だまりを泳ぐ「黒潮の贈り物」、房総に沖縄の熱帯魚(YOMIURI ONLINE8/13)
リンク先記事を平たく言うと、沖縄とかに住む熱帯魚(海水)の子供が黒潮に乗って本州にもくるけれど、さすがに冬は寒くて死んじゃうのよね、という話。
まぁあれだ、年を越せない稚魚がかわいそうにも思えるが、実際自然では普通にどこでもあることなのよね。
魚とかは基本的にいっぱい卵とか産んで生存率の低さをカバーするタイプの生き物、当然卵も食われれば稚魚も食われるし卵から成魚になる生存率なんて1%以下なのが普通(それどころか0.01%とかもざら)。
そして中には年を越せない環境のところに流される個体もある、ってことですな。
でも彼等の命はけして無駄にはならない。
その地で暮らせず死んだあとは、その時で暮らす生き物の命の糧となる。
そういう風にできているもんなんだな、これが(=ω=。
ということで、何かの魚目当てで磯に行くのもいんでないかいな。
でも勝手に取ると密漁になるので注意、日本の海や河川、湖のほとんどには漁業権が存在するのです。