2030年までにバイオエタノール10%混合ガソリンに全量するそうな
2006年6月13日
ガソリン、バイオエタノール混合に転換 30年まで(asahi.comサイエンス6/12)
環境省が2030年までに、植物資源からつくるバイオエタノール10%混合ガソリン(E10)に全量切り替える方針を決めたそうな。
バイオエタノールは簡単に言うと、サトウキビやトウモロコシなどから作れる燃料。まぁアルコールですな。
元が植物なのでCO2の原料となるモノが自然界にあるものなので、CO2総量としては増加しない、ってのが良いところ。
これが石油だとどんどんCO2が増え続けますから(石油や石炭は古代のCO2が形を変えて存在しているもの、通常自然界に出てこないCO2の形なのです)。
これに関してはもっとビシビシ推進した方がよいと思う。
いろんな税制上の優遇もしまくることもして欲しい。
単にCO2削減という意味だけではなく、石油依存度を減らして新たな日本の産業にできる可能性もあるわけですからね。
そんな意味で期待したいですな。