9月のケータイ純増数、ソフトバンクが首位、特に面白い動きなし

事業者純増数累計
NTTドコモ+20万09005879万2400
au+12万52003365万8600
ソフトバンク+27万57002689万8400
ウィルコム+5万6800415万1800
イー・モバイル+7万8000357万9000
UQ+7万6500123万7400
総計+81万30001億2851万8400
CORE 3G(D)-0↓12万2100?↓
CORE 3G(S)+4700?↑5万5200?↑
CORE 3G計+470017万7300
9月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
9月の携帯・PHS契約数はソフトバンクが1位、auはMNPで転入超に(ケータイWatch10/7)
KDDIが18カ月ぶりのMNP転入超 「iPhone 4S」併売でどうなるソフトバンク――2011年9月契約数(ITmedia プロフェッショナル モバイル10/7)

2011年9月のケータイ純増数が発表されました。
今回はソフトバンクが1位、ドコモ2位、au3位でウィルコムも純増となり、中身も特に面白くもない感じです。凪ですな。

そんな中で気になったのは、auが復調気味になってきたことよね。まだまだ怪しい部分があるが、それでも良い材料がチラホラ見える感じ。

さぁ今回も内訳をみていきますか。

 
ではまずは近頃やってる通信モジュールやプリペイドを分けて表示してみようか表から。

キャリア純増計プリペイド通信モジュール実質実質の占める割合
ドコモ+200900-1600+24100+17840088.80%
au+125200-5600+49500+8130064.94%
ソフトバンク+275700+3100+57200+21540078.13%
今回はauの通信モジュールの割合が多い感じかな、まぁここんとこ毎回だけれども。
でもそれを抜いても8万超とまずまずの感じになってきています。
ソフトバンクも通信モジュールが多いんだけれども、それ抜きでもソフトバンクが純増1位ってのは変わらんです。
んでこの表での実質が純増に締める割合が少し興味深い、この表で見るとドコモが一番通信モジュールで稼ぐ割合が少なく、auが多いこととなり、今時は通信モジュールで純増数を稼ぐのが当然みたいになっている、ということを世間に声を大にして言いたい気分です。

さて、そんな感じで今回も首位のソフトバンクから。

まいど気になる東京は163000で純増で1位、純増全体の59.12%を占めると。なんかギリギリでドコモを退けた感じです、その差は2400。
んで今回は全地域で純増1位です。強いなぁ。

通信モジュールは+57200、3キャリア中最多だが純増に占める割合で言うとドコモより高くてauより低い感じ。
プリペイドは毎度おなじみ一人純増です。

MNPは+35800、今回は純減はドコモだけでした。

Yahoo!ケータイの純増は183800、純増全体の66.67%。

新しいiPhone待ちで若干は鈍るかと思ったら、そうでもないみたいね。

ということで、今月は先月よりは控えめに言ってみましょう。

ソフトバンクには気をつけろ。

いやでもやっぱりソフトバンクからHONEY BEEは…スマートフォンって…

次は今回2位のドコモです。

今回地域別がすごい荒れていまして、関東と中国が2位、東北東海北陸関西が3位で、北海道四国九州はウィルコムに敗れての4位です。あら困ったね。

通信モジュールは+24100で3キャリア中最も少ない割合、プリペイドは-1600で減ってきてると。ある意味健全な数字だ。

んで先月・先々月とすごい値だったiモード/spモードは今回ようやく落ち着きました、187800増で全体の93.53%です。

MNPは単独マイナスの-45000。LTEも好調で+92400。

地域別で、特に北と南の端っこの方で何故か地方でのエリアが強いドコモが負けているのが気になります。
でもそれ以外には不安な点はなく、かなり好調だと言えそうです。

3位はauです。

地域別では関東と中国は3位なのですが、あとは全部2位、何気に好調。
でも通信モジュール数が結構多くて+49500、純増の3分の1が通信モジュールってのはかなり多いので、そこがちょっちね。

あとEZweb/ISweb純増が今回も低い、+37400で純増全体の29.85%にしかない。
でもね、MNPはプラスなのよね。+8700。

今回も一人妙な動きをしているauですが、3キャリア中唯一の三大スマートフォン制覇が出来ておりますし、今後に注目ですな。正念場になってきましたな。

今回4位はイー・モバイル。
特にいうこと無し。ジャパネットたかた様様でしょう。
今月も以上です。

いや、ちょっとまて、EMnetが+20100と大幅純増ですな。先月76000だったので、かなーり音声ユーザーが増えたことになります。
音声がんばっているのか?
八戸ではそんな感じは微塵もないぞ?
ちょっとだけ気になります。

今回5位はUQですが好調維持です。
気がついたらもう123万人もユーザーがいるんですね、抱き合わせじゃなく純粋ちっくなデータ通信契約でこれだけ行くとは大したものだ。
今後ドコモのLTEを抜けるかどうかが1つのポイントかも知れないです。

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さて、6位の定番一にはウィルコムです。

今回北海道四国九州が3位、ちょうどドコモが不振の地域で3位となっていますが、あとは普通に4位です。
興味深いのは沖縄、比較対象がauしかないのですが、そのauの+1900より多い+2600、相変わらず沖縄好調です。割合で言えば北海道四国九州も高いし、何やらこの頃は地方で再度使われ始めている感じなのかも知れません。

さぁ、10月からのソフトバンク的な外っ面だけ違う無理矢理選択肢を増やしたみたいにできる大量ラインナップ戦略(って言ってもauにも見劣りするけどね)でどこまで戦えるのか、楽しみです。

今回は面白い部分が特になかったですな。まぁ時期も時期だし。
それに比べると来月は新iPhoneもくるしAndroidも続々投入開始だし、どうなるかが楽しみです。

個人的にはソフトバンクががっぱりauにユーザーを奪われ、3キャリアが接戦になることを願っています。その方がイイと思うんだ、いろんな意味で。

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