ブラウザを持たない子供たちのそれぞれの方向性

スマートフォンの子機にできる「WX01S SOCIUS」(ケータイWatch9/21)
フリスクサイズの「ストラップフォン」(ケータイWatch9/21)
通話に絞った女性向けモデル「WX01NX」(ケータイWatch9/21)
男性向けの通話モデル「WX01UT」も展示(ケータイWatch9/21)
PBX対応の法人向け端末「WX01J」(ケータイWatch9/21)

機能発表となったウィルコム秋冬モデルの内、ブラウザを持たないほぼ通話専用モデルについて。
まずはBluetoothでスマートフォンの子機になる「WX01S <SOCIUS:ソキウス>」、Eメールに対応。サイズは約W45×H120×D11.5mm、重量約77g、連続通話約5時間、待受時間約490時間、赤外線通信に対応。なるほど、Bluetoothで子機にもなることで存在意義を持たせたわけだ。W-VALUE価格が月1130円×24ヵ月(27120円)でW-VALUE割引が980円の実質月150円×24回(3600円)、10月6日発売。 
次にみんな待ってたフリスクフォンこと「ストラップフォン」、世界最小最軽量のサイズ約W32×H70×D10.5mmと重量約33gが特徴ね。連続通話約2時間、待受時間約300時間とPHSとしては若干粘りが弱いが、まぁそれでもこれだけ小さく軽いならストラップとして付けても無理がないと。12月発売予定で価格未定。
WX01NXは女性向けで、なんか跡付けっぽくWX01UTは男向けとか言っているが、ようは通話ぐらいでメールも出来ない端末ってことね。つまり通話特化でターゲット向けの見た目にしただけと。W-VALUE価格が月1030円×24ヵ月(24720円)のW-VALUE割引が980円の実質月50円×24回(1200円)、10月6日発売。
んで法人でも通話と割り切った「WX01J」を投入。特徴は自営標準第2版対応でオフィスで固定電話の子機として利用可能。2012年3月発売予定で価格未定。

 
今回の発表で、個人的に面白いと思ったのは実はこのブラウザを持たない子たちの方向性でした。
SOCIUSはスマートフォン子機としての2台持ち用途、ストラップフォンはとにかく小さい2台持ち、いちおう普通のケータイとして最小クラスには男性向けのWX01UTと女性向けのWX01NX、んでビジネス向けには普通のケータイサイズのWX01J。面白いね。
ある意味今後の方向性を占うようなラインナップで、これらの売れ行き次第で今後の通話オンリー2台持ち端末の方向性が変わってくるのではないかと思われます。

個人的にはストラップフォンよりもSOCIUSが気になるのですが、おらとしては他のケータイのイヤホン端子にくっつけて使えるようなストラップフォントサイズの端末が欲しいです。イヤホン挿しっぱで置き忘れ無し、通話時にも持ちやすいってね。

まぁでも今回のこの路線の明示により、2台持ち希望者へ進められる端末が増えるのかなとは思います。中身はイマイチであったとしても安いしね。

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