十鉄の鉄道存廃問題、もしかして住民そっちのけで最初から答えありきのタイプ?

十鉄線の存廃めぐり考え方の違い鮮明に(デーリー東北9/9)
十鉄存廃問題で19日にフォーラム(Web東奥9/9)

ちょっと前から急に話が出てきた十鉄の鉄道路線が廃止になるかもなヤツ、気になりつつも静観してきたのですが、本日気になる2つの記事があったのでちと触れてみます。
まずデーリーでは、十鉄の鉄道の存続か廃止かの問題について十和田市で開かれた住民対象懇談会で、かなりの温度差があったような感じで扱ってはる。
行政や議会は「廃止してバスにする方がいいもん!」ともう決まったかのように言っている節もあり、しかし住民側では存続を望む声が相次いだと。でもなんか知らんが判断期限は今月末までだそうな、これはお上か何かに鉄道のお達しをするとかの期限?
んで十和田市の市民グループ「とわだ市民活動ネットワーク」が、急遽19日午後6時30分から「どうする十鉄 緊急フォーラム」を市民文化センター視聴覚ホールで開くことを決めたんだそうな。

ちょっと前からちょろちょろと、鉄道路線の存続の為に十和田市だの三沢市だのに援助してくれと十鉄がお願いしているが「そんなのバスでいいもん」みたいに関係市議会だかに言われまくっているって報道はあったんどもね。
でもさ、今回のデーリーの記事の感触だと、寝耳に水でいきなり利用者に押し付けられたみたいに受け取れる内容なのよね。
これってどういうこと?

 
あらかじめもっと余裕を持って説明会を開き、丁寧かつ真摯に説明を尽くすべきに思うのだが、それがあったならば存続希望の声が相次ぐってほどにまでならない気がするってことはやってないんだべ。とするときっとたぶん寝耳に水だったんだろうなと思わずにはいられない。

んでこれまでを見ていても議会(十和田市と三沢市かしら?)は鉄道潰したいようだし。

あと十鉄はどっちなのかよう分からんし…いやでも鉄道って今時は儲からないだろうなぁ…詳しくはないがバスよりはかなり設備投資&設備更新にお金掛かりそうだし…

ってことを踏まえると、なんかもうギリギリに発表してなし崩し的に十鉄の鉄道廃止に持って行っちゃえと誰かが企んでいるのではないかと勘ぐってしまいますよ。
加えて言うと、近頃おらは某○戸市役所(仮名)の某まちづ○り文化推進室(仮名)の某○原(仮名)さんのせいでますます公務員とかがいつもの6900%増しで信じられなくなっているので、関係する自治体の市役所の人たちまで疑いたくなっちゃいますよ。おのれ某安○(仮名)め(=皿=プンスコ

おそらく、というかまず確定した事実として、鉄道は赤字を垂れ流していくんですよ。だってトンデモない乗車料だと誰も利用できなくなっちゃうし。
んでこれはさ、別に十鉄だけの問題じゃなく、青い森鉄道にも言えることでね、まぁ単独で黒字化なんてかなり厳しい話なわけよね。

では鉄道は要らないのか?
となると、そういう話ではない。
だってある意味公共交通の1つでもあるわけですからね。その赤字を補填するのはある意味その地域の自治体としては当然な部分もあるわけで、また同時に、その補填費用を縮小するための代替交通としてのバスもある意味ありだとは思う。
でもそのための話し合いが、あまりにも軽んじられているように思うわけですよ。

ある意味では鉄道の赤字補填は変な施設(どことは言わないけどね、某○っち(仮名)とかじゃないよニヤ)で税金を湯水のように使うよりはマシな税金の使い方だとは思うのだが、さてさてどうなんだろうね。

なんか記事を見ていてすごい嫌な予感がして触れてみました。おらの杞憂であることを祈ろう。

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1件のコメント

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    新自由主義というのが蔓延してからというもの、弱者(地方)は効率という名のもとに淘汰されていますよね。
    大きな政府・小さな政府という言葉がたびたび出ますが、弱者を救うのが行政の本質なのに今では効率だけという感じ。
    少なからず地方は打撃を受けるでしょう。
    マスコミは儲けを重視する資本主義経済の申し子の一員なので弱者救済という目線は無いように思います。
    今後、地方がどう衰退していくか・・・どうなるんでしょうね?

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