八戸三社大祭の開催が正式決定

八戸三社大祭 通常開催/運営委が正式決定(デーリー東北4/12)

今年の八戸三社大祭の開催が正式決定しました。
11日に八戸商工会館で行われた八戸三社大祭運営委員会の会合で正式決定したそうで、7月31日に前夜祭、8月1日にお通り、2日は中日、3日にお還り、4日に後夜祭と例年通りに行うそうです。
出席者からは「震災後だからこそ開催したほうがいい」「経済的な落ち込みを防ぐためにも行うべきだ」との意見が出た一方、「今年は参加を重んじて山車審査会を中止した方がいい」との意見も出たそうです。
また今回の津波により河原木海岸にあった市職員互助会山車小屋が被害を受けたことで、市職員互助会の参加できる見通しが立たないとのこと。しかし他の山車組が協力することで27台全部の参加を目指すそうです。

三社大祭の開催が正式決定して、本当によかったです。

世の中自粛ムードが広がっていますが、『誰のための自粛なのか』が重要だと思います。
たしかに被災していない人がいろんなイベントや行いを自粛して被災した人の気持ちをおもんばかるのは、人の優しさだと思いますし、大事なことだと思います。
でもそれは、時の場合によると私は考えます。

 
別にね、街に飲みに行こうが、美味しい物を食べようが、何かをして遊ぼうが、そんなのは自由だと思いますし、被災者がいるからとやるなとは言いません。まぁ心情的に許せない人もいるでしょうが、そのようなことをする場所で「それをするな」というのは横暴というものです。
ただね、その場を次第なんですよ。

八戸であればね、別に街に行って飲むのは構わないと思うんですよ。
でもさ、被災した館鼻岸壁で飲んでバカ騒ぎしたら、そりゃ空気を読めない、被災者感情を逆なでしているだけの愚行でしょうさ。
つまり酒を飲まないことが自粛ではなく、その場所などをわきまえるかどうかなんですよ。

被災した湊などでもね、なんとかがんばっている居酒屋さんとかがあれば、それは普通に酒を飲んでいいと思うんだ。
逆に津波被害の無い中心街であっても、酒に飲まれて被災者の気持ちを踏みにじるようなことをするならば、それは不適切な酒の飲み方というものなのですよ。

他の事についても同じでね、何でもかんでも自粛してヤメればいいというものはなく、何が被災者のためになり、何が被災者を傷つけるかを考えることだと思うわけです。

もちろん様々な要因で開催自体が出来ないイベントもあります。
でも可能なイベントは、出来るだけやるべきです。

今年の八戸三社大祭は例年以上に、八戸と岩手県北を、そして東北を盛り上げてくれることと思います。

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1件のコメント

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     それと、お祭りには『神事』という部分があります。
     『神頼み』というと言葉は悪いですが、でも『こんな時に祭りをしなかったら、何時するんだ?』という気はします。

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