地震後の八戸の食糧事情で気づいたこと(大地震後の八戸シリーズ)

地震後の八戸の食糧事情で、改めて気付いたことがあります。

地元の食材や企業って大事です。

11日の地震発生後、八戸市内では停電の影響でほとんどの店が臨時休業となりました。
一部店舗は翌12日から販売制限(買える商品の限定や数量限定など)や入店制限をした上で営業をしていたものの、停電の影響により売れない商品も多数発生、さらに買い占めする人が大勢出たために、スーパーやコンビニなどでは棚に品物がほとんどないという状況が生まれました。
コンビニでは今でも品物が乏しく、一部のコンビニなどでは今でも売るものがないと休業を続けているぐらいです。
しかし一部の地元のスーパーなどでは早い段階で肉や魚の販売を再開しておりました。
その差はどこにあったのでしょうか?

現在品切れとなっている食料は、大きく分けて2種類存在します。
1つは生もの、1つは地元で作っていないものです。

 
前者は停電による影響で痛んでしまい、地震発生翌日から販売することが出来なくなってしまいました。
でも地元でそれらを仕入れているお店では、比較的早く店頭に品物が並んでいました。
だからこそ14日の夜には種類は少ないながらもスーパーみなとやには肉もあれば魚もありましたし。米なかったけど。今ではみなとやでは、食料品がかなりの種類戻ってきています。

では後者はどうかというと、痛むことはまずなかったが買い占めなどもあり一気に品切れ。
しかし輸送ルートが寸断されたことなどもあり、未だに入荷の目処も立っていない。
その結果、コンビニなどでは商品が入荷しない状態が続いています。

八戸も他の都市と同じように、ある意味では個性が無くなっています。日本全国のどこでも買える品物が増え、それを当たり前に買って暮らしています。まぁ安いしそれなりの味ですし。
でも今のような状況で力となってくれるのは、やはり地元にいる人達であると強く感じます。今ほど地元のありがたさを実感したことは無いかも知れません。

今回の災害をキッカケに、どこか他の街でやったことの劣化コピーではない、地元の良さを引き出す街になることを願うばかりです。

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