クラゲを集めて放置すると溶けちゃうらしい

ギュウギュウ詰めで溶けちゃう…クラゲ退治に妙策(YOMIURI ONLINE 11/1)

東北電力新潟支店が、ミズクラゲを溶けさせて駆除する「クラゲ洋上処理システム」を開発したそうな。
なんでも火力発電所のタービンを回す蒸気の冷却水として海水を取水するとクラゲが取水口に流入しちゃって、排除しないとまずいし、でも排除するにはその間発電量減らさにゃならんし、おまけにお金はかかるしで大変なんだと。その除去回数は年4~6回、駆除したクラゲは年間300トン。
そんなクラゲを密集させて置いとくと弱って体内の自己溶解酵素で溶けて無くなることを処分担当の社員が発見、それを利用して取水口手前でクラゲを網でせき止め、貯留槽(10×10×2.5m)2基に吸いこんで閉じこめておくあら不思議、5日で消えてなくなっちゃうそうな。
このシステムによって廃棄クラゲは300トンから40トンと激減、2000万円の経費削減となったんだと。
んでこのシステムは特許申請しておって、関西電力美浜発電所(福井県)でも導入、秋田と八戸の火力発電所でも導入検討中だそうです。

これはある意味画期的。
たぶんエチゼンクラスになるとデカ過ぎてそうそう分解しないのだろうが、小型のクラゲなら十分あり得ることよね。

是非八戸の火力発電所でも導入して欲しいです。
んでついでに観光向けに一部見えるようにして欲しいですなこれは(@ω@

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