これからのウィルコム利用にはたっぷり眉唾が必要になりそうです

ウィルコム更生計画案提出、宮内氏がウィルコム代表取締役に(ケータイWatch10/14)

10月14日、遅れに遅れていたウィルコムの再生計画案が東京地裁にされたそうです。
裁判所の決議決定を経てから担保権者および債権者に更生計画案が送付されるとのこと。
計画によるとXGPがウィルコムから分離され、ウィルコム発行済み株式と新株予約権の全てを無償で取得の上全部を消却、APのAPW投資事業有限責任組合に普通株式30万株(1株1000円)を発行の上、資本金1億5000万円、資本準備金1億5000万円をウィルコムが得ると。んでソフトバンクがその30万株を丸っと譲り受けると。
ひたたく言えば、既知の事実通りにウィルコムはAPにより再生されるはずがソフトバンクが直接支援、全額出資の形になったという話。
債権は1000万円以下は100%弁済で、それ以上は13.354%相当を6年間の均等分割で弁済。
ウィルコムの代表取締役には事前報道の通りに現ウィルコムの事業管財人の宮内謙氏が就任予定。取締役にもソフトバンクモバイルな人がわんさかの見込み。
んでXGPの新会社の方にXGP事業とXGP及びPHS基地局などが渡されると。

日経新聞の事前報道通りな感じね。
なんか誤解している人もいるようだが、最初はおらも今ほどソフトバンクモバイルを信じていなかったわけではない。ヤフーBBの悪質商法の被害者が友人にいたために超眉唾はしていたが、それでも新しいケータイキャリアになるはずだったソフトバンクモバイルに期待もしていた。
でもそれがサービス開始前に裏切られたのよね。

 
新規参入のはずがボーダフォン買収に走る。まぁそれはまだいいとしても、獲得していた帯域についてハッキリしないズルイ対応ばかりをする。
2.5GHz帯の件ではウソを言いふらすし、それ以外でも実際のサービスと違う宣伝をしたり、ユーザーを騙すようなことを幾つも幾つも重ねたり、一番障害が多い癖に他もそうだと吹聴したりと、再三再四再五再六では済まないぐらいにウソや騙しや裏切りを重ねてきた。
その過去があるからおらは簡単にはソフトバンクモバイルを信用できないんです。おらにいわせりゃ4年間騙しているんだからその3倍の12年間は誠実な経営(まともなエリア整備とか通信品質とか)をしてようやく信用できるって話よ。

だから一応ソフトバンク配下のウィルコムに対して、いちおうは『絶対ウソつきだボケェ(@皿@!!』とは言わない。
でも今までとは比べ物にならないぐらいにたっぷり眉唾して後ろから糸を引くソフトバンクモバイルに騙されないようにしないといけない、そう思うわけです。

まぁ何にしても、これでようやくウィルコムに動きが出ると思われます。
それがユーザーにとって良いことか、あるいはユーザーにとって良いふりしただけの騙しのワナかは分かりませんけどね。くわばらくわばら。

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