1通話10分まで誰に掛けても無料「だれとでも定額」、北海道・宮城・広島・沖縄でテストマーケティング
ウィルコムの「だれとでも定額」、北海道/宮城/広島で提供開始(ケータイWatch9/10)
北海道・宮城・広島・沖縄で、相手が誰であっても1通話10分間を月の規定回数までの音声通話を無料(定額)で利用できる「だれとでも定額」のテストマーケティングが始まりました。
「新ウィルコム定額プラン」と「新ウィルコム定額プランS」用のオプションサービスで、新ウィルGには適用外。
ちょいと前まで沖縄で受付していた「だれとでも定額」と1通話10分まで無料となるのは同じですが、オプション料金と月の定額範囲の回数が違うようで、北海道では月500回までで月980円、宮城と沖縄は300回までで月980円、広島が月500回までで月1980円だそうです。
申込期間は9月10日~11月30日。地域限定のテストマーティングだが、対応エリアのウィルコムプラザで契約変更すると他地域のユーザーでも申込み可能。新規および機種変更共に可。電話での契約変更は対応エリア内ユーザーのみ。
基本的にテストマーケティングなので、今後どうなるかは未定。今回のサービスが終了となる可能性もあると。
まぁ比べればね、月500回の980円の北海道方式がってことになりましょうが、ウィルコムとしてはデータを集めて平均的な利用やオプション料金での契約動向をみたいんでしょうな。
でもこの設定って、どうなんだべね? それを調べるためのテストマーケティングなのだろうが、気になるところよ。
さて、21円/30秒だと300回で最大126000円、500回で最大210000円相当が無料というか定額になるわけですが、毎回10分フルに通話するとは思えず、仮に3分で計算すると37800円の63000円となると。まぁこれでも十分に1980円で利用できるとすれば使う人ならお得なわけだ。
でもこの1980円ってのは月に約47分通話できる計算となるわけで、これに基本料を加えると月3430円。ドコモのSSのバリューとかだと47分なら無料通話分と基本料込みで1904円で済むのかな。これは使う人次第ではドコモのがお得ね。
と考えるとだ、ライトな音声ユーザーに安心感をということを優先するならばやはり月980円に設定した方がいい。これならドコモのSSバリュー相手でも価格的にタメ張れるレベル。
でもヘビーな音声ユーザーのことを考えれば1980円になるんだべかね。まぁ確かにたくさん電話する人にはこの方がベターなのだろうが、でも1980円はちょっとね、気軽にという金額ではなくなるのよね。
回数についてはどんなもんだべね。
基本が同じだとすれば「だれとでも定額」は個人ユーザーのみ計約可能で、500回だと1日平均約17回、300回でも1日平均約10回電話出来ることとなり、個人ではかなり多い感じになっちゃうのよね。まぁ当然これぐらい利用するユーザーもいるのだろうが。
そこいらも込みで考えると、個人的にはやはりオプション料金は980円にしてもらうのがいいのかなと。
また100回限定とかで490円とかのライトな人向けの「だれとでも定額ライト」があってもいいぐらいに思います。
何にしてもこの「だれとでも定額」は現状打てるウィルコムの唯一の武器なのでね、なんとか正式サービスに乗せて欲しいなと思います。出来れば変な値上げはしないでけれ。