2010年8月のケータイ契約者数が発表されました。
今回もソフトバンクが首位キープしてます、圧勝モード継続です。
ドコモが2位でau3位、イーモバは4位になって、UQはいつも通り。
ウィルコムはなんでか知らんが純減がかなり減ってはる。

久しぶりにいぢりがいがある予感がします。これは楽しみね。

まずはソフトバンクですが、今回も首位独走です。

地域別で見ても全地域で1位と好調。
東京への偏重も先月同様に薄く、他キャリアより少し多い程度のレベルの59.99％止まりです。
毎度気になる通信モジュールも65900増、ドコモが43400増、au33700増なので、純増数にしては近頃はそんなに出ていない感じになってきました。
プリペイドに関してはドコモとauが微減なのに25700増、相変わらず他キャリアと違った動きを見せています。

今回も先月同様に圧勝モードです。

MNPも一人勝ちの77000増。ドコモから40100、auから36200、イーモバから800かっぱぎ。

んで今回も気になるのはYahoo!ケータイの純増、ドコモが12300の純減、auも7300増止まりなのに、192000増とたキャリアを圧倒、純増全体の66.46％を占めている計算となります。

どうやらメインケータイとしての利用が増えていると言えるようです。もしこれがiPhoneの効果だとすれば、いろんな意味で興味深いです。

まぁ何にしてもケータイは使い手次第なのでね、ユーザーはやっぱりソフトバンクに騙されないように気を付けよう、ってことでよろしく。

はいドコモ、今回も2位。

地域別では東海が3位、残りは2位。
んでもMNPでは40100も純減、iモード純増12300の純減、内訳はかなり厳しそうです。

目立ったウィークポイントもないものの、どうにも弾け切れない感が否めません。
日本のケータイ業界の為にも、もうちょいとソフトバンクに肉薄して欲しいなと思います。企業によっては独走でも切磋琢磨をやめないが、多くの場合は楽しだすからね。

今回地域別では東海だけ2位、あとは3位。
MNPもマイナスで、ある意味auの宝であったEZweb純増数も先月同様に微妙な7300増(純増全体の12.9％)、これはまずい。

広報は「スマートフォンの「IS01」と「IS02」が売れまくりだもん！依然として在庫不足だもん！」と言っているが、auは普通の音声が不調すぎると言っているようなもんです。
スマートフォン需要がケータイ需要の過半数を占めるとは当然思われないわけで、その辺りの普通のケータイでの巻き返しがないと今後も辛い状況が続くように思われます。

イー・モバイルは今回4位になっちゃいましたね。まぁauとは僅差だけど。
いちおうデータ通信専用キャリアじゃないことになっているのでね、もし本当にそれでやるんであれば音声での施策は必須だと思います。
でもそれが見えていないので、まぁこのまま続けばいずれはジリ貧になる可能性は大でしょう。
新展開に期待したいです。何を出せるのかは知らないが。

UQは今月も地味に純増。
早くエリアが広がるといいね、って感じで。

さてウィルコム、なんか純減が減ってます。

全体では18600の純減、今回も先月同様東京が半分以下。

地域別で見ると沖縄と北海道が純増。東北も200の微減止まり。
まぁ沖縄の1200の純増は「だれとでも定額」だとしても、それ以外での純増や微減の要因が思いつかないのよね。
かと思うと東北の約1.4倍のユーザーがいる東海では3500も純減、東北の3倍のユーザーがいる関西では7300の純減と地域別で最大の純減を記録するなど、地域によってかなりのバラつきが見られます。
北海道、東北、沖縄ではエリア的なことでの有利はまずないでしょうし、あるとすれば各種定額のメリットとスペシャルモデルなどでしょうかね。

なかなか読みづらい状況ですが、まだまだウィルコムを選択する地域もあってくれるのはユーザーとしてはうれしいですな。
ということで「だれとでも定額」出しちゃえ。

今回は何気にいろいろ動きがありました。
でももうちょいこうね、ドコモやauに元気になってほしいし、ウィルコムにもなんとか頑張って欲しい気がします。
来月も楽しみですな。