この記事はみどウィル支に投稿した記事の再掲載です。

近頃はフルブザウザ搭載のケータイも増えてきて、PCサイトをケータイで見ることが出来る環境が整いつつあると言えます。
「モバイルPCを持ったサラリーマン、その隣の席の女性のもつケータイにはパソコン用ウェブサイトが映しだされている。
驚くサラリーマンをよそに、女性は颯爽と立ち去る。
そんなauのTVCM「PCサイトビューアー編(「軽い優越感を覚えることが出来ます」というアレね)」も流れていたので、フルブラウザの存在を知っている人も意外に多いのかも知れません。

結論から言えば、ウィルコムでもドコモでもauでもボーダフォンでもPCサイトを見ることが出来る端末は存在します。
でもね、その時にかかる費用についての言及はあまりありません。
今回はそういう部分をクローズアップしてみたいと思います。

端末からアプリまで全14種類を徹底分析 携帯電話「フルブラウザ」大研究 の８ページ目に、au端末でYahoo!JapanやデジタルARENAを表示した場合の記事が載っていますので、今回はそれを参考に考えてみます。

まずは表をまとめましたのでごらん下さい。

PCのサイトは、見た目の文字数以上に情報量があります。例えば
「こんにちは」と「こんにちは」では、片方が色と文字の大きさが違うだけでそんなに違いは無いように見えます。でも情報量で言えば緑の方が5.3倍も情報がつまってます。
PCサイトはそういう見た目以上に情報量が多い部分があるので、ケータイ向けサイトと比べて段違いの情報量になっちゃうんです。

例えばこのみどウィル支のトップページも、先ほどダウンロードTIMERで計測した値で260762バイト＝約2038パケットもある…なんでこんなにあるんだ？本家みどりうかブログ計っても224818バイトなのに…(=ω=A;
まぁともかく、普通にPCで見ているように表示すると、思いのほか情報量が多かったりするわけです。

さて、表に戻りましょう。
Yahoo!Japanを表示した場合でも945パケット(約118KB)かかります。日によって違うので多少前後しますが、今時のサイトではかなり軽い方です。
これをauフルブザでパケット定額を適用していない場合(１パケット0.21円)は、トップページだけで200円近くパケット代が掛かります。仮に週１回程度このぐらいの情報量のページを３回ぐらい開いただけでも、月2400円も掛かるということになります。もちろんその程度の利用では便利でも何でもありませんけどね(=ω=A;
それをダブル定額ライト(１パケット0.084円)適用にするだけでYahoo!Japanトップページが約80円に、ダブル定額ライトにすれば更に下がって約50円になります。

これがデジタルARENAのトップページになると更にパケット数が増大します。
でも今時のサイトさんでは、これぐらいの情報量があるところはむしろ珍しくもありません。
それらのことを考えるならばデジタルARENAの記事の中でも言っているように、PCサイトを閲覧するつもりであれば上限設定のある「ダブル定額ライト」「ダブル定額」の契約は必須になると思われます。

つまり、頻繁にPCサイトを見るならば、ほぼ確実に上限に達すると言えるでしょう。基本料金等を加えて月10000円の支払ぐらいは覚悟しないとauのフルブラウザは使えません。
故にケータイでPCサイトを見れる優越感を味わえるが、料金明細を見る時の絶望感も味わえる、のが携帯のフルブザウザです。
これがドコモ端末搭載フルブラウザだと、PCサイト閲覧時にはパケット定額適用外なので、さらにオソロシイ明細書が届くことになります。

さて、ここでちょっと冷静になりましょう。
ここは「みどりうか　ウィルコムに誘導したいな支店」です。
ウィルコムも比較してナンボです。
だから表にコッソリ堂々とウィルコムのも載せておきました(=ω=。

ウィルコム定額プランならYahoo!Japanトップページを表示しても、たった20円で済みます。データ定額なら10円です。
さらにデジタルARENAトップページの場合も120円、データ定額なら60円とauとは段違いの安さを魅せつけてくれます。

つまりは、もし本当に軽い優越感を得たいのであれば、軽いパケット料金にも目を向けた方がよいのです(=ω=。

◆2005/11/20追記◆
携帯電話のフルブラウザにある落とし穴(ウスログ11/17)
ウスログさんにとりあげてもらいました、いつもどももですm(＿＿)m
なんかいっぱい褒められちゃった(￣▽￣。

とりあえずauの携帯で何時もこっそり思っていることがある。
auっていつも速度出てるのかのう。
まぁそりゃ理論値とか段違いだけどさ、人がいっぱいおるとこで何人も使えば減速すると思うのだが…memn0ckさんとかそういうの知ってないかしら、とここで言ってみる。

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▼参考リンク▼
端末からアプリまで全14種類を徹底分析 携帯電話「フルブラウザ」大研究