カーナビのデータ通信も定額制時代がやってくる!!
この記事はみどウィル支に投稿した記事の再掲載です。
今日、すごいニュースが流れました。
ウィルコムがホンダ「インターナビ・プレミアムクラブ」向けに「カーナビ専用定額サービス」を提供するというのです!
まずはinternavi Premium Clubについて簡単に説明しましょう。
internavi Premium Clubとはホンダが提供している、インターネットも利用したカーナビのサービスです。
CMなどで「こちら渋滞です」、「こっちはすいてま~す」、「じゃああっちの道いこう!」みたいなヤツがありましたが、あれもネットを利用したリアルタイムの交通情報を元にしたサービスです。
それ以外にもリアルタイムで渋滞情報などを所得できるので、ネットに接続しない普通のカーナビが回避できない不測の渋滞などを回避することが可能なサービスです。
しかしこのinternavi Premium Club、1つだけ弱点がありました。
ネットを利用する為のデータ通信量が従量制なのです。
これは今までのinternavi Premium Clubのサービスが携帯電話向けのサービスだったからです。
昨今はいろいろと安い料金でのサービスをアピールしている携帯各社ですが、実は安くなるケースを誇張しているだけで実際にはそれほど安くはなっていないのが現状です。
いろんなことについてそうなのですが、今回の件に関して言えば…
携帯キャリアの端末に他の機器(PCやPDAやカーナビなど)を接続した時のデータ通信料は、パケット定額制適用外であり、従量制のデータ通信料が適用されます。
平たく言えば、カーナビに携帯繋いで使ったら別にデータ通信料金とられる、ということです。
実はこれがネット対応カーナビにとってはけっこうネックになっていました。
何故なら、いくら通信時間を短くしても携帯の料金が高いからです。
まぁ詳細はうちの他の記事を参照してもらうとわかりますが、携帯キャリアの料金は基本的に、高い基本料(もしくはオプションプラン)を払うユーザーには通話料(通信料)を安くするが、安い基本料のユーザーからは高い通話料を徴収するという体質があるからです。
したがって、高いプランを契約しているユーザーにはネット対応カーナビの通信料は負担が少ないが、安い基本料プランを契約しているユーザーにはものすごい高額な通信料を請求される可能性がある、ということです。
そういった矛盾があるため、本来は常時情報所得ができる形でこそ威力を発揮するネット対応カーナビもその真価を発揮することは少なかったと思われます。
しかし今日、ウィルコムとホンダが提携し、「カーナビ専用定額サービス」を提供する、という発表がありました。
これはとても画期的なことです。
データ通信が定額になれば、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。
しかも定額制ならば、リアルタイムでの情報所得も十分に可能になります。
つまり、運転中リアルタイムで道路情報を得ることができ、今まで以上に便利に有効にカーナビを利用できる可能性が生まれるのです。
そうです、今ようやくカーナビがその真価を発揮できる環境が整おうとしているのです!
日本の車の多くにカーナビが搭載されている今の時代、それに見合ったデータ通信というモノが必要だと思います。
それを可能なケータイキャリアは、現在の日本では唯一ウィルコムのみではないでしょうか。
参加中→BlogPeople
▼参考リンク▼
ついにカーナビも通信定額制時代に突入!(みどりうかブログ11/21)
internavi Premium Club公式サイト
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