2009年度のケータイ回収数は近年では一番多いらしいっす

携帯・PHSのリサイクル回収事業、2003年以来の回収増(ケータイWatch6/29)

2009年度のケータイの回収実績は、端末本体が692万台(602トン)、電池パックは918万8000台(191トン)、充電器は625万5000台(467トン)だったそうな。
本体は前年度比12.1%増だそうで、2003年度以来の増加で、直近4年間で一番の数値らしいです。
もしかしたら経済産業省主導のリサイクル推進プロジェクト(抽選で何か当たるヤツね)も効果があったのかも知れない、といちお言っておこう。

まぁ手元に置いておくのも1つの選択ではあります。ケータイだとかさばらないしね。
ただ貴重な資源がケータイにはあるのでね、回収に出せるのは出来るだけ回収に出して欲しいなぁと思ったりなんだり。

でもきっと、回収に出した方が得をするとか、あるいは回収に出さないと損をするとかがないとなかなかきびしいと思う。
逆に言えば、それがあればまだまだ伸びるとおらは思うのよね。

ちょいと違うジャンルの話になるけれど、青森県なんかは現在ほとんどの大手スーパーやホームセンターでは基本的にレジ袋くれないのよ。有料で売ってはくれるし、袋代わりにダンボールなんかはくれるけどね。
でもそのおかげで状況は激変したんですよ。

レジ袋有料化が始まる前は、まぁエコバッグなんて使う人は珍しかったんです。
だってほら、レジ袋をタダでくれるからさ。エコとか何とか以前に不便がなかったからそこまで考えなかった、当たり前にレジ袋もらって買い物なわけよね。

でもレジ袋が有料化されると、わずか(1袋3~5円ぐらいかな)ではあるがお金が発生するのよね。
それがいろんなキッカケになるわけよね。

まず単純に、毎回レジ袋を買うのと、エコバッグを買って繰り返し使うのとどっちがお得かを考える。
100円店の安いエコバッグなら21~35回で元が取れる計算なので、毎日買い物するなら1ヶ月で元が取れると。高いエコバッグでも1年で元が取れるケースは少なくないわさね。
さらにお店では少量なら汁が出るかも知れないモノとかを入れるビニール袋(売り場や買い物を袋に入れる為の台などにある取っ手のない薄っぺらいヤツ)に入れることも可能だし、空きダンボールに入れて持って帰ることもできる。
各人の好みでの選択肢が出来るわけさ。これは無料でレジ袋をくれていた時にも存在していたが、無料であるからこそ多くの人が気付けなかった選択肢よね。

また何故有料化したのかの説明も当然あちこちに明示されるわけよね。
それがキッカケで、またいろいろ考える機会が与えられるわけさね。

その結果、今では青森県内のスーパーなどでは、エコバッグの使用率が軽く50%オーバー、だいたい80~90%がエコバッグぐらいの勢いになっているわけです。

これと同じことは、ケータイの回収にも言えると思うのよね。
つまり、古い端末を回収に出せば新しい端末が幾らか安くなるか、あるいは古い端末を回収に出せば安くてもいいから買い取ってくれるとかがあれば、今以上に回収は進むと思うんだ。

ただ家電リサイクルの方式はダメよ。
お金払って回収だと不法に捨てる輩が出る。
なんとか回収に出した方がお得な部分を出さないとダメよね。目の前に餌をぶら下げるわけさ。

そういう施策をケータイキャリアがやって欲しいとおら思うだ。

もしやるならやっぱりドコモなのかなぁ…(=ω=。
auが先んじてやってみないかなぁ…(=ω=ω=。
まぁソフトバンク初はないべ、あそこはユーザーから騙して搾取することは他に先駆けてやるが、本当にユーザーの利益になることは他キャリアがやって仕方なく追随ぐらいしかしないからね(=ω=A;

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