ソフトバンク、中国方式ＰＨＳ採用へ 支援のウィルコムが提供(SankeiBiz4/27)

ソフトバンクがXGP事業を継続する約束でぶんどった2.5GHz帯で、XGPじゃないチャイナモバイルが採用予定の『TD-LTE』という方式をやるとかいう報道が出てますだ。
なんでも雑把に言うと「中国の人口は世界一！世界一だから一緒にやれば安くなる！」ということらしい。
んで当然2.5GHz帯はXGPでやるために割り当てられており、もし仮にTD-LTEをやるならば改めて認可を受けねば出来ない。
また当初の目的を大きく捻じ曲げ音声も行いたいとか言う話も漏れ聞こえ、ソフトバンクがXGPの本来の目的を捻じ曲げ私益に走ろうとしていると言っても過言ではないとか言っておけ。

さてと、やっぱり酷いことしたがるんだね。
XGP継続のためだったはずのウィルコムのADR申請、それを邪魔した上にXGPをぶんどった上でXGPじゃないことをすると。
まるであれだね、某航空会社で言うならば、支援するとか言っておきながら飛行機飛ばすのはやめて高速バスで対応します、というかのような話よね。
まぁ所詮自力で開発せずに金で買うだけの会社だからある意味では納得なんだけれども、でもこれをするぐらいならXGP分社化も意味が無かったってことになりませんかね。
残念ながらXGPの未来は明るくはないようです。
こんなことをさせるぐらいなら、もう1度2.5GHz帯の利用についての議論をするべきではないでしょうか。