2月のケータイ純増数、ドコモが首位、ウィルコムはジリ貧継続中

事業者純増数累計
NTTドコモ+14万84005569万2500
au+12万13003156万7200
ソフトバンク+14万58002199万8000
ウィルコム-6万9800417万1200
イー・モバイル+7万3100225万7500
UQ07万3100
総計+41万90001億1575万0000
CORE 3G+46008万9800
2月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
2010年2月の携帯・PHS契約数、ドコモが純増1位に(ケータイWatch3/5)
ドコモが純増1位、KDDI、ソフトバンクも好調――2010年2月契約数(ITmediaプロフェッショナルモバイル3/5)

2010年2月のケータイ契約者数が発表されました。
今回なんと、ドコモが純増トップとなりました。
また地域別純増がかなり興味深い結果となっております。
そしてウィルコム、ものすごい純減きましたーこのままだと400万きりそうね。

さぁ、今月も内訳を見ていきましょう。

まずは今回純増首位となったドコモからです。

全体では僅差でソフトバンクを退けたドコモですが、地域別でみるとその様相は一変します。
地域別では東北、北陸、関西、中国、四国、九州で純増1位、北海道と関東では純増2位、この内北海道は実はソフトバンクに負けてではなく、auに負けての純増2位となっており、残る東海は純増3位ではあるものの東海トップのソフトバンクとの差は700しかない状態。
事実上ソフトバンクに負けている地域は関東と東海のみで、それ以外の地域ではソフトバンクよりも全て多いと言う結果になっております。もうビックリね。
今までも地域別ではソフトバンクに勝つ場合が多かったわけですが、今回ほどハッキリ結果が出るのは珍しいと言えるでしょう。
ついでに言えば、ソフトバンクは相変わらずフォトフレーム抱き合わせの形状も多いので、もしかしたら全地域でソフトバンクに負けていないということもあったのかも知れません。

iモード純増数は64600と全純増の43.56%、ドコモ的にはまずまず悪くない数字です。
MNPでは20800の純減、メインケータイ離れはまだまだ進んでいるのかも知れません。

今回穴の無い強さを見せ付けたドコモですが、3月末にはソフトバンクが2G終了に伴う大量解約が見込まれており(3月計上か4月形状かは分かりませんが)、もしかしたらしばらくはドコモが純増首位を走り続ける時代がくるのかも知れません。

さて、今回発表上は僅差の2位に甘んじたソフトバンクモバイル、内訳はボロボロです。

今回もやはり東京への超偏重傾向は健在(毎回この文章が同じだなぁ)、98600が東京、純増の67.63%が東京です。3分の2ね。
そして今回特筆すべきは、他の地域の多くではボロボロに敗北していることです。
東海では純増首位の11300となっていますが、ドコモ10600、au10800と非常に僅差です。
また2位の関西はドコモの20900に対して19000と食い下がってはいるものの、それ以外の地域では全て3位どまり、どの地域でも2位(1つだけドコモ、残りはau)に大きく差をつけられています。地域純増トップと4倍の差をつけられている地域さえあります。
元々地域別ではそれほど芳しくないことが多かったソフトバンクですが、今回の結果は今まで以上に厳しいものだと言えます。
これに以上に多い通信モジュール純増62400、この多くがフォトフレームであるだろうことを考えると、今回のソフトバンクは2位どころか実質的には3位と言っても良いのかも知れません。

次にMNPで見てみますと、今回もMNP首位です。15500の純増。しかし今回は単独純増ではなく、auも5500の純増を記録しています。
またYahoo!ケータイ純増数は90100で全純増の61.80%となっている。
これらのことからメインケータイとしての純増分がかなり含まれているとも思われますが、今回全体的に純増が多かったこと、そしてフォトフレーム割合(類推)などを考えると、新規での契約条件で増えた分が解除分を上回った結果である可能性も否めません。

これらを総合して考えると、今回もソフトバンクお得意の水増しをしたのだが、それ以上にドコモやauの純増も多くて首位を取れなかった、それどころか実質的にはドコモだけでなくauにさえ敗北してしまった、というのが現実ではないでしょうか。

だから今回、久しぶりに違うことを訴えてみます。

ソフトバンクには騙さていない貴方はエライ!

以上、ソフトバンク終わり。

さてau、今回3位ですが実質2位でもいいぐらいかなぁと思います。

今回地域別では関東と関西が3位、2位とけっこう差があります。あと東海では2位でソフトバンクに僅差で負けています。
でもそれ以外の地域では全部ソフトバンク以上、北海道では純増1位も獲得しています。
これにソフトバンクの水増し込みで考えると、実はドコモには負けているが、ソフトバンクには負けていないauという姿が見えてきます。

MNPについてはソフトバンクに負けているものの5500の純増、EZwebの純増は78500で純増全体の64.66%と、相変わらずメインケータイ需要は高いように思われます。

やはりガンガンシリーズ、特にガンガン学割の効果が大きいんでしょうかね。リンク先記事によると2月後半が大きく伸びたらしいし。
何気に高性能端末が地味に安かったりもするし、その辺りの訴求効果もあったのかも知れません。
あとは通信の安定をもうちょい願いたいところですかね。

はいイー・モバイル、まぁいつも通りです(毎回言ってるなぁ)。

音声はダメ、抱き合わせが頼みの綱、です。近頃はいろんなところで抱き合わせているし。
まぁこれ以上は突付きようが無いです。

ウィルコムストアさてウィルコム、7万近くの大純減です。
このままのペースで行けばあと3ヶ月で400万契約を下回りマース。
それぐらい今ピンチでーす。

今回地域別に見て、地方での解約が大きいんですよね。東北、四国、九州辺り。しかも東北が3300の純減ですよ。
今まで東北と言えば比較的純減が少なく、時には地方で唯一の純増をしていたりとウィルコムにけっこう優しいユーザーがいた気がするんですよね。
しかし年末年始の一連の報道&動きの無さについに見切りを始めたのかと思わずにはいられない。

ただこれからなんですよね。本当のユーザーの判断は。
ちゃんとこれからへの道筋が決まり、その上でユーザーがそれをどう見るか、そこが勝負なわけで、まだ見守るしかないのかなと思っています。
現状不安は多いが、見切るにはまだ早い感じね。

さてさて、今回はとにかくドコモにソフトバンクが負けた、しかも名実共にって辺りがとにかくショックね。
そしてauも地味に復活、やはり世の中宣伝とプランなのかなぁと思ったりなんだりしております。

今年はなんか激しい年になるんですかね、ある意味楽しみです。

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1件のコメント

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    イーモバイル音声端末一台もちです。
    私は地方都市周辺住みですが、まーまー使えますよー。
    もうじき二年縛りが解けるので解約すると思いますが…(笑)。

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