避難しないという選択には自己責任が含まれている

避難わずか4.5% 第1波後、帰宅者続出(デーリー東北3/2)
青森、岩手県北で被害なし/チリ大地震津波(デーリー東北3/2)

南米チリの大地震による津波で、避難指示や勧告が出された地域なのに避難しなかった人が大量にいたそうな。
リンク先記事によると、対象者の県内11市町村の約6万6千人うちで避難したのはわずか4.5%しかおらず、しかも避難した人の中には第一波後にすぐに帰った人もおったらしく、それどころか津波を見に沿岸に近づいた輩までおる始末で、津波や避難指示への理解度や認知度のあまりにも低い県民性が露呈した結果と言えるだろう。
地域別での避難率は三沢市1.7%、階上町2.2%、八戸市2.3%と50年前に大きな被害にあった地域を含む八戸地域が非常に低い一方、風間浦村では24.6%、むつ市10.7%と、50年前の津波被害がそれほど大きくなかった地域の方に比較的高い避難率が出ているという興味深い結果が出ています。
しかし隣県の岩手県ではこれよりも高い避難率を示しているようで、普代村ではなんと90%の住民が避難所に避難したようです。危機意識の違いでしょうか。

冷たいことを言いますよ。
別に避難しないで被害にあっても、それはそれで自己責任です。
そういう人たち…避難地域なのに避難しなかったり、アホ丸出しで津波見学で海岸線に近寄ったりする人は、仮に大津波でケガをしようが命を無くそうが文句すら言うなということです。津波到達まで時間の余裕があり、その間テレビ・ラジオ・インターネット・ついでにmixi八戸市コミュでも情報は提供されている上での行動ですからね、当然そこは受け止めるべきことよね。大津波にならずにホントによかったですよ、八戸の恥をまた晒すとこだった。

こういう災害関連の警報や注意報ってのはね、ある種保険なんですよ。

気を付けて運転していても交通事故に合うかも知れない、だからこその自動車保険。
まだ長生きするつもりだけれども、いつケガや病気になるやもしれない、だからこその生命保険。
んでそれらがさらに危険がある場合、そこには当然上乗せの保険なりが掛けられるわけです。近頃イベントで保険加入があるのもそういう流れの1つ。

んで今回も、大きな被害が予想されたわけです。実際被害はあったしね。
ただ幸いにも、運良く、予想されたほどの高さの津波はこなかった。まだ津波予測は完璧じゃないからね。
でもそれは同時に、まだ津波予測が完ぺきではない以上は、予想以上の津波が発生する可能性もあるわけですよ。

まぁその辺りを勝手に思い込んで好き勝手に行動するのも個人の自由、自己責任でやればいいとおらは思います。
でも子供や家族が大事ならば、もっと真摯に耳を傾け避難なりするべきではなかったでしょうか?

避難所を利用するもよし、おらのように独自に高い土地に逃げ込むもよし、あるいは根拠のない自信で平気だと海岸線に津波見学に行くも良いのでしょうが、その際の責任の所在だけはちゃんと理解して欲しいなと思います。
もしうっかり大事な人が死んじゃった時に誰かに文句を言いたいならば、出来得る限りの対応はしておくべきなんです。

以上。

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2件のコメント

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    その通りだと思います。
    でも、そういったところにいる人に限って・・・。

    ニュース映像でしか見ていなかったのですが、
    どっかでサーフィンをされている映像ありませんでしたか?
    昼ぐらいの映像だったと思うのですが、
    「危険だからやめる人」と「続ける人」
    両方がいて、それぞれの判断なんだろうなぁと思いました。

  • SECRET: 0
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    サーフィンのヤツ、おらもニュースで見ました。
    インタビュー受けて「いや、津波が来る前にちょっとだけ」とか「危ないっすよね、おいみんな上がれ―」みたいなことを言っていたっぽ。
    まぁどっちに行くかはその人次第だが、津波見学だけはホントにいただけないと思います。

    津波とは関係ないが、堤防の釣り禁止エリアで釣りをして死ぬ人が毎年あるんどもね、「自分だけは大丈夫」と言っている時点で危機管理のレベルが低いのだと自覚して欲しいものですが、自覚していないからそんなことを言ったりやったりらじばんだりするんですよね。困ったもんだ。

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