結局は宣伝下手なのよねぇ…

ウィルコムは再生できるのか(ケータイWatch2/23)

リンク先記事に、ウィルコムのこれまでとこれからについての考察記事が載ってはる。

リンク先記事、幾つも頷ける部分がありました。
んで思ったことは昔と変わらない、ウィルコムはよく言えば真面目な嘘のない宣伝をするキャリアなんども、ハッキリ言っちゃえば宣伝下手なのよね。

思えばウィルコム初のモノは数多くあります。
リンク先記事で扱っている以外では、普通のケータイ向けのカメラはauとDDIポケットが初で、キャリア内インターネットコンテンツ(iモードとかEZwebとか)もDDIポケットが初、メールも初ならパケット定額も初。
でも実際にはその当時にはレッテルを拭えずにおり、ドコモユーザーなどに「iモードの真似して」とか「パケット定額と言っても別に基本料金とかオプション料金とかかかるじゃん」とか言われまくったのを記憶しております。
あぁ、思い返せば転落の始まりは、NTTパーソナルが無くなったことが始まりの気がするなぁ。

PHSのドンであったはずのNTTパーソナルが「もう会社やめるもん!」と言いながらドコモに吸収され、アステルは迷走を続け、唯一頑張り続けたDDIポケットもKDDIの方針のおかげで音声端末は出せないわ、宣伝もデータぐらいしか出来ないわ、MNPも「auやるからDDIポケットはやらんでいいよ」と対象外とされ、カーライル下になって一時期攻めに転じたが宣伝で負けた。そんな感が否めない。

実際問題として、使い方次第では今でもウィルコムに料金で勝てるケータイキャリアは存在しないのよね。
だからこそその使い方を示してきたサイトやブログがあったわけだし、また某キャリアのように実が無いのに口先だけで騙すようなやり方についても問題提起してきたわけなんども、見た目の料金ばかりに目がいき中身までみないケータイユーザーが結局は大半を占めていたこと、そしてある種日本人らしい右ならえ精神から抜け出せない人が多いことを、結局現状のウィルコムは最後まで自らの情報発進で打破できなかった、ユーザーのクチコミ頼りだったのが一番の問題だったのかなぁと思います。まぁそのユーザーに近しい部分が良いところだとも思うんだけどね。
アピール足らずに全てが裏目裏目でした。

あとはやっぱり、安価で使いやすい端末の投入がなかったことですかね。
そこはウィルコムこそがカバーすべき部分だと思ったんだけどねぇ…nico.とかだと年寄りにはボタンも画面も小さすぎ。単3電池とかで動くボタンがデカい端末が欲しかったなぁ…

まぁでも今は待つしか出来ません。
ウィルコムを見限って即効離れるもよし、割賦が終わるまで付き合うもよし、あるいは別の未来を信じて待つもよしですが、おらはひとまず見守ろうと思っています。ソフトバンク絡みのことが本決まりしないうちは何とも言えん。

▼参考リンク▼
ウィルコムの会社更生法申請に見る、1つの時代の区切り(日経トレンディネット2/23)
稲盛氏会長就任のウラ事情 JALとウィルコムの意外な関係(Business Media 誠2/23)

にほんブログ村 携帯ブログ PHSへ

1件のコメント

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    nicoはあまりにもチープすぎたのでは?
    個人的にはX PLATEでもまだ足りません。
    いまどきの端末で時刻が表示できないものを探す方が難しいのに、
    WILLCOMは卓上ホルダがグッズとしてすら出てないものがあるわけで。
    無造作に充電器から伸びた電源ケーブルを挿してその辺に放り出すってのはたとえnicoをかわいいと思ってくれる女の子がいたとしても、「正直アレはねえ…」としか思われても仕方のない気がするんです。

コメントは現在停止中です。