2009年12月のケータイ契約者数が発表されました。
今回はソフトバンクが純増首位…ってまたたくさん水増しちっくっぽ。ドコモががんばっているがその内訳は地味っぽ。３ヶ月ぶりのUQの発表も登場っぽ。auイマイチっぽ。そしてウィルコムはきました5万の大幅純減っぽ。

さぁ、今月も内訳を見ていきましょう。

まずは純増トップのソフトバンクモバイル、今回も怪しさ大爆発での首位キープです。

今回もやはり東京への超偏重傾向は健在、10万超の約3分の2が東京で占められています。
それ以外の地域でも東海、関西が首位、地域3位は北海道、東北、中国で、2位は北陸、四国と九州となっています。
これだけを見るとまずまず全体的にも悪くはないように見えます。
しかしここで問題の通信モジュール、今回は6万7700も純増です。
まぁ優しく5万程度とがフォトフレームだと思い込むとしてもドコモに純減が負ける計算、また単純計算で全体的に3分の1がフォトフレームだったと思い込むと全国では純増2位、地域で見ると純増トップは東京のみ、四国と九州は地域3位の純増へと転がり落ちます。
ソフトバンクでは「iPhoneが売れまくった結果だもん！」と言い張っていますが、たぶんどう見ても絶対フォトフレームばら撒き水増しだべ、って感じです。

次にMNPでみると、今回はソフトバンクのみ純増の＋2万7600、これはビックリです。
他のキャリアはドコモ-18900、au-8400、イー・モバ-500と全て純減だというからすごいもんだ。
あぁ犠牲者いっぱい(；ω；

ではソフトバンクがメインケータイのユーザーが増えたかと思うとそうとも思えない。

まぁ騙されないように賢く使うユーザーなのだと思いたいです。
Yahoo!ケータイ純増数は81500と契約自体の純増数の49.3％程度、例のアレを加味したら実質10万程の順増の内で15000程度しかYahoo!ケータイに入っていない計算となると。
しかし抱き合わせのアレを考えると最安条件では最初はどうしても一緒に加入させられることを考えると、もしかしたら既存ユーザーがメインケータイとして使わなくなってきているのではないかとも思えます。

以上のように考えると、相変わらず他キャリアからの流入や新規は水増ししつつ多く見せているものの、それでカバーしきれていない既存ユーザーの逃げの姿勢があちこちから見てとれます。
まぁ一部の噂では既に未来の収入を前借しすぎて設備投資も停止、もはやいつコケてもおかしくはないとも言われていますが、いずれにしてもユーザー軽視のこの会社のやることに対しての警鐘の意味を込めまして、全てのケータイユーザーにいつものあの言葉を贈りましょう。

ソフトバンクには騙されるな！

以上、ソフトバンク編終わり。

さてドコモ、2位です。むしろ1位と言ってもいい。

地域別では3位は無し、1位は北海道、東北、北陸、四国、中国、九州と全国的に強い。ソフトバンクの水増しが無ければ圧勝だったかも知れないぐらいです。

ただMNPの-18900、これが痛い。
たぶんドコモの高さからソフトバンクに移った人が多数なのでしょうが、ソフトバンクの使えなさに公開してソフトバンクを契約しているだけでドコモとの2台もちに戻った！　とか妄想するのはどうでしょうか？
と言いたいところだが、iモード契約者純増は44200と純増全体の31.8％しかないのよね。とするとメインケータイとしては使われていないケースも覆い？
とするとデータ通信なのかなぁ…とも思ったりもしますな。ドコモのえらい人なんかも「近頃データ強いもん！モン！！」とか言ってるし。
他に何かないのかなぁ？　と思って見て言っても、どこかのフォトフレ抱き合わせをしているような感じもなく、他にもツッコミどころもなく、話が広がらないでおら困ってしまうと。
まぁ単純に不況でケータイ代を押さえている人が増えているだけ、ということなのかも知れません。
でもドコモは強いなぁ、な感じです。

今回地域別では北海道、東北、東海、中国が2位で、他の地域は全部3位ときたもんだ。どこかの水増しを加味しても3位の地域が少なくは無く、また1位になれる地域も無く、全体的になんかこう伸び悩みです。ついでにMNPもマイナスと。
auのいいところであるEZweb契約者数も31200の純増と純増全体の約50％程度しかいってない。なんじゃこりゃ。
ということで、ガンガンいっているかと思いきやドンドン下火になっている12月のauでした。やっぱり一般には端末がいっぱいあるかどうかなのかなぁ。

ではイー・モバイル、まぁいつも通りです。

正直音声は売れてないでしょう。EMnetが純減ってことは音声でのユーザーが減っていることを意味しますから、このキャリアの場合は。
まぁこれ以上は突付きようが無いですな、イー・モバは。事実上PC販売用のキャリアとなっていますので。

3ヶ月に1度のUQの発表もきました。
41900の純増とまずまずの結果、今後どれだけイー・モバとドコモとのデータ対決でがんばれるかに期待しましょう。安いだけならウィルコムのスペシャル一人勝ちさ♪　と思いたい。

さぁきたウィルコム、5万超の大純減です。

全地域純減です。フォローの言葉も無いです。

強いて言えばCORE 3Gが安定して増えていること、ぐらいですかね。なんだかんだでUQより多い、地味に増えてる。でもだからどうしたと言えばそれまで。

一部の人が期待しているハイブリも救世主とはなりえない、とおらは思う。何故なら今までウィルコムでスマートフォンが救世主になったことはないから。
ただ可能性としては、ソフトなど次第ではバケる可能性はあると思う。それも使い方はウィルコム網のみじゃなく、FOMAとのハイブリットなあれでね。
そのためには宣伝などの必要性が超あるわけですが、そこを上手くいけばある意味ドコモのデータの役割も兼ねれたり、またその上での音声定額だったりと、要素自体は無くは無い。
がどこまで攻めれるか、そして基本ニッチな商品が何処まで一般ウケできるか…まぁ無理だべな、という感じがおらにはしています。

正直ウィルコムが好調だった頃に売れたのは安価な端末や実質0円端末であってね、その上で外装が良さげであること、これがウィルコムのラインナップに本当に必要な存在なんだと思いますよ。
BEE系じゃなく、機能がハイじゃなくてもいいから塗装だけ悪くなく安価な端末を通常端末で、とおらは中の人に言いたいです。

あとはスペシャル活用してみんなでお得にウィルコムで生きようよ、とも言っておこう。

さぁ今回、おらの目にはドコモが超好調、ソフトバンクは見た目をとりつくろいつつ限界突入に、auはそれ以上に苦しく、ウィルコムには救いが無いと映りました。
ただそれでもこんな事実がある。

おらのケータイ利用法だと、今でもウィルコムが圧倒的に安い。そしてその代替は今のことろ存在しない。

これは他のキャリアにも言えることで、うわべに騙されてソフトバンクなどに転がり込む人もおるでしょうが、そこではなくその人の使い方がソフトバンクに合うかどうか、って部分なんですよね。
そういう自分ライクな使い方に適しているものを見極める目が今年はますます必要になってくるのかなと思っておりますですはい。

あとはソフトバンクがこけるのは構わないけれど、ユーザーに迷惑掛けないで欲しいなと思います。ウィルコムはきっとこけたとしてもユーザーには迷惑掛けないさ、と思っておこう。