2009年11月のケータイ契約者数が発表されました。
今回もソフトバンクが怪しい感じで純増首位ですが、各キャリアがけっこう横並びちっくの純増となっております。
もちろんウィルコムは純減で(；▽；
んで内訳はと言うと…あぁ…あぁぁ…やはりあれかなぁ…という感じで各キャリアを見ていきましょう。

まずは純増トップのソフトバンクモバイル、今回も怪しさ大爆発での首位キープです。

今回もやはり東京への超偏重傾向は健在、先月よりはかなり減りましたがそれでも66.17％、3分の2が東京です。これは地域別で見てもトップ。
他の地域では関西と東海も地域トップになっています。みんなに言われて散らばしてみた？　というのは妄想の範囲なので言わないでおきましょう(＠ｗ＠ｷｯﾊﾟﾘ
それ以外の地域はと言うと…それ以外は全部3位です。分かりやすいと言うか何と言うか…まぁ純増1位を騙る為にはよりエリアの充実度が影響しやすい地方が3位でもいいよね、と少し毒吐いておこう。近頃褒めていたからこれぐらいはいいよね？コタエハキイテナイ(＠ω＠ｷﾝﾀﾛｽﾉﾎｳｶﾞｽｷ

さて、少しはしゃいだので冷静になりますorz

今回はかなり分かりやすい地域純増だと思います。

ではこの純増がどれだけ実際のものか？　これが注目ですよね。
まずソフトバンクの通信モジュールを見ると、48600の純増、これはauの13200増、ドコモの5100増と比べても明らかに大きい数字です。
これがかねてからの噂どおりのフォトフレーム水増しだとすると、実質純増は38900、優しい目でモジュールの半分だけだとしても63200となって純増トップにならないわけです。
数字のカラクリってすごいなぁ、って思います。だって純増トップのアピールポイントがないともっとやばいってことだからね。

MNPを見てみるとソフトバンクは15600の純増ですが、auも12300の純増と一人勝ちとまではいっていないようです。月月割から基本料割引を除外した上での最大10ヶ月基本料無料と言う名の実質値上げ(長いなぁ)のアピール力が引っ張っているのか、それともそれで引っ張りきれていないかの判断に迷いますな。

インターネット基本料は今回は40300純増と、純増全体の46.06％となっています。これはドコモの純増よりは多いがauよりはかなり少ない数字です。

まぁ相変わらず怪しい内容のソフトバンクですが、近頃微妙に悪くない改定も行なっています。
例えばiPhone3GSの実質価格の値引、それを割賦金引き下げで実施したこと、これは評価に値します。
これがもし今までの改悪に改悪を重ねて改悪の衣に包んで改悪で揚げた上に改悪ソースをタップリ掛けた感じの改悪を少しはやめてユーザーの為の施策をという取り組みであれば、今後は少しはソフトバンクへの付き合い方も変わるかも知れません。
と言いつつ〆はいつものあれでいきましょう。

ソフトバンクには騙されるな(＠皿＠！！

真面目にがんばっている店員もいるのにねーって感じです。

今回auは地域別で見ると関東こそ3位だったものの、東海と関西では2位に、それ以外は全て1位だったりします。北海道なんてソフトバンク0、ドコモ1500の時に4100ですからね、どんだけ地方に強いんだと言う感じです。

MNPでも12300の純増、ドコモからかなりかっぱいでいる感じです。

注目するはEZwebの純増、62800増で純増全体の90.75％の増に当たります。
これはやはりガンガンメールの影響もあると思いますが、MNPなども加味するとメインケータイとしての需要が多いのだろうなと思われます。メインケータイにはなっていない感の強いソフトバンクとは対照的です。

ガンガントークの名称での宣伝を始めた指定通話割がどうからむかも含めて、年末にかけての動向がとても気になりますな。

さてドコモ、4位だけれどある意味3位と。でも内訳はちと厳しい。
地域別トップが無いです。東海が3位で残りは全部2位。まぁある意味ドコモらしいと言えなくも無いが。

それ以上に厳しいのがMNPとiモード契約数、MNPが27700減の、iモード契約者数が16700減、これは辛い。
端末ラインナップ的には一番魅力的なんですが、少し前のアンケートでも「端末代高いのにケータイ代も高い」みたいな一般イメージの影響が強いんですかね。
でも実際にはソフトバンクよりも安くなるケースも少なくはないのですが、難しいね、宣伝って。

まぁこれぐらいの純減要素はドコモ的にはそんなにダメージは無いのだとは思いますが、今回の純増からCORE3G引いたら5万いかないのでね、もうちょいなんとかする必要があるのかも知れませんな。

次はイー・モバイル、2位だが3～4位ぐらいなのはいつものこと。
このキャリアについてはやっぱりあれだね、ソフトバンクとは違う意味でズルイと思うよ。
今後の為にも各キャリアがある程度平等な条件での比較が出来ることが望ましいのだが、その際に一番引っかかるのがイー・モバイルよね。
なんかイー・モバだけケータイで勝負じゃなく、PC売り場で勝負しているのでね、何とかならぬものかなぁと思うばかりです。

あ、そうそう、ネット基本料の加入者がプラスでした。300増。それだけ。

はいウィルコム、またまた、またまたまたまた、そしてまだまだまだまだ大純減です。

まぁ仕方ない、というか今は何も動けない、それとも動かない？　な感じですので減るのは当然と。これで増えたらビックリですと。

全地域まんべんなく純減は辛いですな。
3Gがまずまずなんども、それもまぁねぇ、現状なんとも言えない。

ただね、近頃既存ユーザーへの優しさも少し見えてきた。
BAUMが機種変のみ実質0円にするキャンペーンしてるし、BEE3は機種変も新規も同じ実質190円だし、身動き取れない中でも出来るだけやってる感もしないでもない。まぁそれでも納得しないユーザーは多いんだろうけどね。
こういう取り組みは続けることが大事です。
あとはハイブリの価格が既存ユーザーにも優しいかどうか、ここでしょう。

あぁあとさ、みんな触れないけどさ、実はウィルコムのスペシャルモデルの中には、条件付きで実質月580円ってありうるのよね。新ウィルコム定額プランが。一括なら12000円で買って月80円＋ユニバーサルか。
まぁかなり人は選ぶんだけれども、そういう実はauの3人相手の音声定額よりも安い選択肢もあるってことも忘れずにいて欲しいなぁと思ったりもします。

今回はなんか首を捻る部分が幾つかありましたね。
まぁ実際の話さ、この発表って各キャリアの提出を元にしているらしいんだ。おら前に聞いたことあるが、計算やら集計やらは各キャリアまかせなんだと。
言い換えればさ、やりようによっちゃ誤魔化しも出来るんだよね。普通はしないというか、しないこと前提なんだけれどもさ、なんかどうみても怪しいのが混ざっているのよね。
その辺りの仕組みの見直しも必要な気が近頃は強くしています。

さーて、年末年始はどうなるべかね(=ω=。