まぁ作ったヤツは使えばいいけどさ…
プルサーマル始動 三村知事「大きな前進」(デーリー東北11/6)
プルサーマルがようやっと始まったそうな。
さて、この辺りの話題に疎い人もいるだろうから、おらがダイナミックに簡単に説明しちゃおうと思う。
ウランってのがあります。土に埋まってます。それを煮詰めます!
すると原子力発電所の燃料が出来ます。集めると勝手に反応して核分裂して熱が出ます。その熱で水沸かして蒸気でプロペラ大回転! はいこれで発電ね。水力も火力も風力も原子力もプロペラ回せば電気出来るのよ。
Butしかし!!
実際には燃料の内の3%しか使えるウランはない!残りのウランは使えねぇ!!
でも一度原子力発電で使った燃料は、燃料になる物質が増えるんですねーふっしぎー!
それを再処理工場で砕きーの溶かしーの集め―の固めーのということをしまくると、大量の放射性廃棄物を大発生させながらMOX燃料出来ちゃうよと。
それを使えばなんかけっこうエンドレス発電出来るんじゃね?日本は外国から燃料輸入しなくても済むんじゃね?
というのが核燃サイクルです。よし、ダイナミックに説明できた。
さて、ここからは私見。
おらは核燃サイクル自体は反対です。
何故なら再処理にはエネルギーや資源を大量に浪費しないといけないし、大量の放射性廃棄物が発生するからね。そこを考えるとどうかなぁ、と思うわけよね。
まぁ最終処分への処理とかは必要だし、また既に委託して出来ちゃって日本に返還されているMOX燃料とかもあるからさ、それはもう使っちゃえばいいとおらは思うんだ。でないならそのまま埋めちゃえ!
ただほら、そこと再処理の必要性をゴッチャにするのはズルイと思うんだよね。
まぁそれでも今後ドンドン日本にMOX燃料が送り返されてくるわけで、それが使われずに溜まるだけを回避するという意味ではたしかに前進なんだろうね。
ある意味ちっとも前進していないんどもね。