『漫画の新聞』、マンガだと分かりやすいってのはたしかにあるよね。

漫画の新聞

数日前、テレビで『漫画の新聞』なるものの特集というか紹介していた。
なんでも分かりにくい政治だの経済だののいろんなニュースをマンガにして分かりやすく新聞にしたサイトだとか。
んでこの前からちょくちょく読んでいたのだが、感想を少し。
と言いつついつものように長文の予感(=ω=A;

大まかな構成を言うと、ジャンルが政治・経済、国際、社会、芸能・スポーツの4つに分かれていて、毎日何かのマンガがUPされている感じ。マンガの質はあまり望まない方が良い、むしろすごい描画をされると読み込みが大変なのでこれぐらいがナローバンドユーザーには優しいよね(=ω=。←ISDN ページ数は1作品2Pぐらいですぐ読めてすぐに終わる。

んでまず思ったのは分かりやすい、これ一番のメリットよね。
おらなんかは長文大好きなマイノリティなんで家電の説明書もいちおう全部読んでしまうんだけどさ、でもなかなかそうはいかないし、ましてや内容を正しく理解するのって難しいよね。変な専門用語も出てくるし。
そんな話を分かりやすーく、例も上げつつ、ある意味強引にマンガにした感もある。むしろ強引にまとめないと2Pでは収まらんわな。オチがなくても仕方ない、ってそれじゃマンガじゃないような気もしないでもない。

あとは気になった点を幾つか。

漫画家さんによって、かなりマンガの体に差がありまくり。
なんかこう失礼だけれども、
「あなたホントにマンガ描いたことあるの?」
って感じの人も正直いる。おらの若かりし頃の「うる星星矢」の方が読めるかもぐらいの勢いで…いやゴメン言い過ぎた…(;ω;
でもホントになんだろう、線がまともに走っていない作家さんもおるようで、その辺りまだまだ人材不足なのかなぁとも思った。

あと、マンガにするほどでもない内容のものもある。ぶっちゃけ今までの経過を箇条書きで十分分かる程度の内容のモノがある。
まぁ話題性とかなんとか必要なんだろうけどさ…いやそれはオチもないし、それ以前に承もなければ転もなくってどうよ? って思うものさえある。
その辺りの基準みたいな部分がイマイチ分からない作品もあったりはする。

オチじゃないが、これからの課題のようなモノが最期に書かれている作品もあるのだが、これもなかなか簡単ではないね。
それが上手い事話の流れに沿っているのかと、「当たり前のこと言ってるだけじゃん!っていうかそれマンガの中で既に言ってるじゃん」みたいにならんかとか、その辺りがね。
でも上手くはまればオチっぽくていい感じ。となるとやはり作者の質になるのか。

政治についてはなかなか面白いかもと思う作品が多かった。
まぁこれも作家のアレなのかも知れないが、アレンジや作風が効いていた作品が多かった気がしたなぁ。
でもあまりに飛ばすとまた問題だろうし、その辺りは作家さんの悩みどころとなりそうです。

あとこれはシステム的な問題なのかも知れないが、多少謎表示があった。
あるページのメイン部分に『1-15/0件』って表示が…ナニコレ?
普通こういう表示は、検索なりジャンルなりで飛んで、何作品から何作品までが表示で/して作品数、みたいな感じよね。
0件中1~15ってナニ???
不具合なんだかちと判断もつかずにただただ見ていた。まぁ別に閲覧に支障はないが、静的ページっぽかったので単に記述した文字が残っていたのかなぁとも…いやでもなぁ…よう分からん。
きっとこういう部分でもまだ改良が積まれていくんだべね。

なんか不備というかツッコミどころが多いんども、それでもこれなら若い人がとっつきやすいかなと思った。
ブログパーツもあるのでね、いろんな場所に貼られて閲覧機会が増えればいいなとも思います。おらはFALSHのブログパーツは付けたくないので却下!
あと作家さんの募集もしているようなので、腕に覚えのある人はやってみてはどうかと思いますですはい。