ソフトバンク、基本使用料を「月月割」の対象外に(ケータイWatch7/17)

沖縄などで実施され全国展開も近いと言われていたソフトバンクモバイルの割賦販売方式「新スーパーボーバス」契約すると受けられる割引サービス「月月割」、その割引適用対象から基本料を適用外とする改悪、それを8月19日から全国で始めると正式アナウンスがありました。
基本料が対象外となるのは8月19日以降に新スーパーボーナスを利用した新規・機種変で、対象プランはホワイト、ゴールド、ブルー、オレンジ。改悪後の割引対象は通話料、パケット料、オプションプランなどの料金、オプションサービスの基本料など。
今回の改悪により8月19日以降に契約したユーザーは、端末代とケータイ代を合わせた月の実質支払額が『月の端末代＋基本料＋(基本料以外のケータイ代－月月割)』となり。つまり月の最低支払額は、ホワイトプランの場合には端末代＋980円、仮に1280円端末だったら月2260円が最低支払額となる感じ。
なおリンク先記事によると、今回の改悪をソフトバンクは「将来的なサービス品質の向上のためだもん！」とトンデモ説明しているそうな。

お題にもしたように、今回のソフトバンクモバイルのやることは、

最悪の改悪

です。えぇもう『ソフトバンクの最悪の改悪』だけ覚えて帰って下さいね、お客さん(=ω=。ｌ

とりあえずこれで、ソフトバンクは8月19日から、スパボ一括(月の最低支払がユニバーサルサービス料のみ)もなくなるし、実質0円端末(端末割賦金を月月割割引額がカバーできる端末)も基本料が除外で　無くなるというわけね。
つまり言い換えるなら、使わなければ安いソフトバンク端末はもう無くなるってこと。
もっと言えば、8月19日以降は待ち受けメインで安くケータイを維持するなら、ドコモかauで800円ぐらいの端末にするか、あるいはウィルコムの月980円とかを狙ってウニョウニョするかになるわけですな。
まぁソフトバンクの販売員は店頭で何かしら言い訳するのだろうが、これはもはや改悪以外の何物でもない。

というかあれだ、普通の企業はこういう値上げはしないのよ、普通に提供しているサービスでは。
やるならキャンペーンとかで一時的に値下げするとかじゃないとさ、おかしいべ。だってその割引きでのサービス維持が出来ないってことだからね、これは。
もうソフトバンクはバカかと、むしろ馬と鹿がかわいそうだろうと、そういうモラルも何もない実のないサービスをユーザーに提供してきたってことよね。

しかもその説明が「将来的なサービス品質の向上のため」って何？
そう言い張るんだったらさ、今後割引対象外とした980円相当のサービスは何らかの形で返してくれるのよね？
例えば端末保障に無料通話分を500円分ぐらいホワイトプランに付けてくれるんだったら誰も文句言わないけどさ、そんな気ないべ。
単に金がないからユーザーの支払に980円上乗せしたいだけだべ。
だったらそういう説明じゃなく「既存の割引ではサービス維持ができないため」って言えばいいじゃん。相変わらずずっこいなぁ。

まぁこの最悪の改悪についてはいちおう噂レベルでしかなかったしさ、沖縄とかでやった時のソフトバンクのトンデモ発言なんかも冷やかに見てはいたけどさ、もうホントになんじゃそりゃって思う。
ウィルコムもW-VALUEサポートの新規受付を廃止するっていうおらから見たらの改悪したけどさ、それがかわいいと思えるほどの大改悪よね、これは。
少なくともソフトバンクは8月19日以降店頭で、「実質0円」は謳ってはいけないよね。だって通常ありうる使い方でそれが実現出来ないんだからさ。
まったくもうホントにね、醜いったらありゃしないですよ。
もう家電量販店のおねえさんに「こんな仕事してちゃいけない！」と力説したいぐらいですよ。

そんな「最悪の改悪はソフトバンク」、これだけは覚えて帰って下さいな、お客さん。

ところで、この件に関してソフトバンクモバイルはプレスリリースしないのかい？
こんだけ重大な改定をするのにプレスなしってさ、隠す気マンマンよね。
まぁだからこその「最悪の改悪」なんだが、酷い話よね。