6月のケータイ純増数、全キャリア純増、トップはソフトバンクモバイル

事業者純増数累計
NTTドコモ+8万42005362万8700
au+1万20003030万4900
ソフトバンク+15万89001911万1700
ウィルコム+900461万4800
イー・モバイル+4万770060万3100
総計+30万37001億0826万3200
6月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会)
6月の携帯・PHS契約数、ソフトバンクが好調(ケータイWatch7/7)
夏モデル効果でドコモ巻き返し、ソフトバンクは依然好調──6月契約数(ITmedia+Dモバイル7/7)

6月のケータイ契約者数が発表されました。
ということで、普通にご紹介(=ω=。

今回の純増トップもソフトバンクモバイル、14ヶ月連続純増トップとなりました。
そしてKDDIは大幅ペースダウン、ドコモは純増2位に踊り出て絶好調、イー・モバイルも好調、ウィルコムもかろうじて純増と全キャリアという結果になりました。
でもやっぱりその内訳には面白い部分がチラホラあるようです。

まずは今月も純増トップのソフトバンクモバイル。
東京がずば抜けて強い、純増の3分の2が東京となっています。
他の地域もそつなく純増してはおりますが、やはり東京の純増はズバ抜けたものがあります。
さて、何があったんだべかね、法人でもかっぱいだべか。
まぁソフトバンクについては何度も苦言を吐いているわけですが、現実問題として何だかんだといいながらあちこちで実質値上げを繰り返していることと、根本的な問題が未だに棚上げになっていること、その辺りでユーザーに迷惑がかからないことだけを願います。
とはいえ7月にはiPhoneや夏モデルの投入もありますし、今後もソフトバンクの好調はまだまだまだまだ続くのかも知れませんな。

今月純増2位に踊り出たドコモ、これが夏モデルの真の力かと思うほどの好調振りです。
まぁドコモに関しては夏モデルを他キャリアに先行してリリースしていますのでね、その辺りも多少は影響しているのでしょう。
ではその内訳はといいますと、ドコモ本社が純増の約45%と関東での好調ぶりが見てとれます。
また関西ではソフトバンクに肉迫し、東海と九州ではソフトバンクをも上回る純増ぶりをみせております。
まずは夏モデル大成功、と言ってもいいように思えます。
あとはこの好調ぶりが今後も続くかどうか、その辺りが気になるところです。

さてさてau、プリペイドのアレのツケがきちゃったようです。
中部関西では大幅純減、それ以外も微増や純減が並び大きな純増は関東のみとかなり厳しい状況になっているようです。
まぁあれだけばらまいたのですからね、その反動は当然出るでしょう。まぁ仕方ない。
今後は例の980円や割賦販売の導入、そしていろんなコラボちっくモデルでどれほど巻き返せるか、熱い勝負の夏となりそうです。

イー・モバイルは今月も純増、毎月ほぼ同じ5万ぐらい純増ペースと考えてもよいでしょう。
まぁでもちょっち東北の北の方ではイー・モバイルが良いんだか悪いんだかも感覚的にわからない部分がいっぱいで何とも言えないんですよね。
ただ今回、ちょっち気になる部分があった。というか今回ある意味始めて気がついた。
EMnetの加入数が2万6600、つまりイー・モバイルの音声ユーザーがこのぐらいだってこと、まだ音声ユーザーが4.4%しかいないってことなのよね。
まだまだイー・モバイルの全国区への取り組み、そして音声への取り組みには課題が多そうだなぁとまだエリアになっていない場所から思ったりしておりました。

ウィルコムストア
さていよいよウィルコムですが、今月もなんとか微純増に止まりました。正直ビックリです。
ただ今回も東京が不振なんですよね、それを関西と東北がカバーしている感じ。
まぁ東北に関しては一部のショップががんばっているというのもあるかも知れませんが、と思うのはおらがその店舗に近しいからなので思い込みだと思い込んでおきますが、噂によると中央では法人やデータ通信で酷く苦戦しているとも聞きますし、中央と地方での温度差ではありませんが周囲の状況の違いなども影響しているようにも思われます。
まぁ何にしてもウィルコムも夏モデルの投入が開始されましたし、いちおう新つなぎ放題の音声対応も待っていることですし、それらがどこまで世間に受け入れられるかが今後注目すべきポイントでしょう。

全てのキャリアが夏モデルを投入しだす7月分発表、その結果次第では純増のシェアはまだまだどう動くかわかりません。
今年の夏はどうなるのでしょうか、来月にも注目していきたいと思います。

%d